2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会
中学校で異なる評定基準の公平性をどう保つ?
そのべせいや議員が「中学校の評定基準の学校間差と移行期の運用」について質問しました。
そのべせいや議員
区内で唯一、評定の境目であるカッティングポイントが5%分緩い千歳中学校は、2025年12月も区内29校中2位、都内576校中11位でした。毎年上位にあることに基準の差は影響していないのか、不公平ではないという認識は変わらないのかを伺います。今年度に同校の基準が変わったかも確認します。
そのべせいや議員
次期学習指導要領で「主体的に学習に取り組む態度」を評価基準から外す方向が示され、2027年度から30年度の移行期間に学校ごとの対応差が生じる心配があります。移行期の扱いと、評価基準を決める責任が校長にあるのか、教育委員会の見解を確認します。
教育長
学習評価は、教員が生徒の姿を総合的に評価して指導を改善し、生徒自身にも学習方法の調整を促すことが目的です。評価基準やカッティングポイントは各校が設定するため、学校ごとに異なり得ます。評定平均の違いは、異なる母集団の絶対評価であることに加え、生徒の学習状況や指導方法など多くの要素が反映するため、特定の要因だけに帰するのは難しいと考えています。
学校教育部長
千歳中学校のカッティングポイントは今年度も変更していません。教育委員会は、同校に限らず、各校が学習指導要領の目標に準拠して適切に評価するよう指導します。次期要領の議論と移行期の扱いは、国や都の方針を踏まえ、学習評価の目的を教職員が適切に理解できるよう指導します。評価基準を定めるのは校長で、教育委員会が一律の基準を示すことはありません。
そのべせいや議員
評価基準やカッティングポイントが統一されないことの権限と責任は、教育委員会ではなく各校の校長にあるという理解で間違いないでしょうか。また、評価の目的が学習状況の把握と指導改善なら、この基準を使わないよう東京都教育委員会に求めないのでしょうか。
学校教育部長
1校だけ基準が異なる場合も、その設定は校長の権限です。公平性は、全校長と指導主事が参加する成績一覧表の委員会で妥当性を判断しています。東京都の基準は全てに従わなければならないものではなく、目安にしながら校長が適宜判断するものです。
