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2026年の一般質問

教育に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 53件・議員 26

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議員、会派の意見

ひうち優子議員1 / 26

2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

事故が増える小学校高学年・中学生へ重点的な自転車教育を

ひうち優子議員が「小中学生への重点的な自転車安全教育」について質問しました。

ひうち優子議員
警察庁が公表した二〇二一年から二〇二五年までの統計では、小学生は学年が上がるほど自転車事故の割合が増え、高学年では歩行中の事故を上回りました。中学生の死傷者は約七割が自転車乗車中です。区内の自転車関与事故は四八・五%で、東京都全体の四五・九%より高く、中学生の事故率は現役世代の約一・四倍です。
ひうち優子議員
事故が増える小学校高学年と中学生へ、オンライン講習、学習アプリ「輪トレ」、自転車シミュレーター、事故を疑似体験するスケアードストレイト方式、動画配信、標識教育などを活用し、実効性の高い安全教育を重点的に行ってください。現在の取組と今後の方針を伺います。
学校教育部長
自転車利用と事故リスクが高まる小学校高学年と中学生への安全教育は重要です。学校では、安全教育プログラム、「TOKYO自転車ルールブック」、ガイドラインなどを使って交通ルールの理解を促しています。今後はこの年代への指導に重点を置き、東京都がタブレット向けに配信する自転車安全学習アプリ「輪トレ」を周知して、積極的な活用を促します。

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2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

プロスポーツ選手の経験を子どものキャリア教育に生かせるか

ひうち優子議員が「プロスポーツ選手によるキャリア教育」について質問しました。

ひうち優子議員
二〇一五年には事例が少なかったキャリア教育が、現在は幼稚園、小学校、中学校の計九十八校で行われ、法律、金融、職業講話、起業家教育などへ広がりました。次はスポーツに焦点を当て、プロスポーツチームと連携協定を結び、選手が学校で経験や努力を伝えるキャリア教育を行ってください。
学校教育部長
区は、一人一人が社会的・職業的に自立するための能力や態度を育てることを重視し、各校の実態に合うキャリア教育を進めています。プロスポーツ選手から、努力の過程、目標設定、仲間との協働、挫折からの立ち直りを学ぶことは、子どもが自分の生き方や将来を考える上で有意義です。学校の希望と教育的な効果を踏まえ、プロスポーツチームとの協定の可能性も含めて具体的に検討します。

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2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

タブレットと教材を安全に置ける学校机へ変えられるか

ひうち優子議員が「学校机の大型化と天板拡張ツール」について質問しました。

ひうち優子議員
タブレットを使う授業が増えましたが、区内の多くの学校で使う旧JIS規格の机は、タブレット、ノート、教科書を同時に置くには狭い状況です。無理な姿勢が近視や脊柱側弯症につながる懸念もあります。学校を改築する時に、天板が四十五センチメートル掛ける六十五センチメートルの新JIS規格机へ計画的に更新してください。
ひうち優子議員
改築予定がない学校では、全国六百以上の自治体が導入している着脱式の天板拡張ツールを使えば、既存の机でも置ける面積を広げられます。区立小中学校へ導入してください。
学校教育部長
旧JIS規格の机は奥行き四十センチメートル、幅六十センチメートルで、新規格はそれぞれ五センチメートル大きくなります。区は学校改築の時に新規格へ入れ替え、破損や老朽化による交換でも学校の意向を踏まえて段階的に更新しています。
学校教育部長
一部の学校では、タブレットや教科書を立てられるスリット付きの拡張ツールを導入しています。机を買い替えるより安く面積を広げられる一方、教室が狭くなり、給食や清掃で机を動かす際に支障が出る課題があります。学校から相談があれば、他自治体と導入校の事例を参考に、各校の希望と教室の状況を考えて検討します。

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2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

一校だけの良いキャリア教育を区内全体へ広げられるか

ひうち優子議員が「学校支援コーディネーターによるキャリア教育の好事例共有」について質問しました。

ひうち優子議員
学校のキャリア教育は、PTAなどの紹介に頼る場合が多く、よい内容でも一校だけで終わり、他校へ広げられていません。二〇二六年四月に始まった地域運営学校の新たな仕組みでは、副校長補佐と学校支援コーディネーターが調整役を担います。コーディネーター同士のつながりを使い、よいキャリア教育を区内全体へ共有する取組は、どこまで進みましたか。
学校教育部長
二〇二六年四月から、地域のコミュニティーづくりにも貢献する学校を目指して地域運営学校の体制を見直し、各校の好事例を共有する仕組みにしました。四月の学校支援コーディネーター研修では、先駆的な活動事例を共有しました。今後も学校支援コーディネーターと副校長補佐の研修などで、キャリア教育を含む各校の好事例を共有し、教育の充実を図ります。

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2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

自分の人生を選ぶ力を育てるキャリア教育をどう進めるか

ひうち優子議員が「次期学習指導要領を見据えたキャリア教育」について質問しました。

ひうち優子議員
法律、金融、経済、メディア、IT、スポーツなどの専門家から、仕事の内容や経験に基づく考え方を学ぶことは重要です。次期学習指導要領の検討では、「自らの人生を舵取りすることができる民主的で持続可能な社会の創り手をみんなで育む」という考えが示されています。これはキャリア教育そのものです。区は今後、キャリア教育をどのように進めますか。
学校教育部長
キャリア教育は、自分の適性や興味・関心に気付き、働く意味や社会との関わりを学び、自ら生き方を選ぶ力を育てるものです。次期学習指導要領が掲げる、自ら人生を舵取りする力につながります。区の教育振興基本計画の柱にも位置付けています。学習指導要領改定の動向を見ながら、子どもの実態に合うキャリア教育のさらなる充実を図ります。

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2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

遊びながら学ぶ幼児向け自転車安全教室を

ひうち優子議員が「幼児向けデンマーク式自転車安全教室」について質問しました。

ひうち優子議員
自転車事故を将来にわたって減らすには、未就学児の頃から安全教育を行うことが重要です。堺市、吹田市、金沢市、杉並区などでは、遊びながら学ぶデンマーク式自転車交通安全教室を実施しています。
ひうち優子議員
ペダルのないキックバイクを使うため、自転車に乗れない子も参加できます。ゲームを通じてバランス感覚、空間認知、速度や方向の調整、安全な停止、障害物の回避を学び、歩行者や信号への対応と交通ルールも身につけられます。
ひうち優子議員
世田谷区でも、保育園や幼稚園でデンマーク式の教室を実施し、幼い頃からの安全教育につなげてください。
土木部長
他自治体での実施例を把握しています。杉並区では、安全行動を体験して学べる点が好評だった一方、未就学児には交通ルールやマナーの理解が十分でないという課題がありました。区内では実施会場の確保も課題です。
土木部長
未就学児がルールを理解しやすい内容の工夫や、公園、保育園・幼稚園の園庭を会場として使えるかも含め、実施に向けて関係部署と協議します。

2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

学校運営協議会の活動を予算でどう支える?

佐藤美樹議員が「学校運営協議会の活動を支える予算」について質問しました。

佐藤美樹議員
学校運営協議会が今年度から始まり、町会や商店街だけでなく、卒業生や卒業生の保護者など多様な人が関われるようになりました。一方、活動の財源は消耗品費程度で、予算を持たないことが取組の制約になる心配があります。各校の今年度の活動を確かめ、来年度の予算を充実させてください。
学校教育部長
4月の見直しで、学校、家庭、地域が一定の権限と責任の下で協働し、多様な人の参加によって地域全体で子どもの育ちを支える仕組みとしました。今年度の経費は、教育委員会が要請する活動の報償費や消耗品費等に限られます。特色ある取組には適切な予算が必要と認識しているため、限られた財源の中で、各校の実績を踏まえて次年度予算の充実を検討します。ただし、具体的な予算規模や措置は示していません。

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2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

LEARNの手法を体験学習にどう生かす?

佐藤美樹議員が「体験学習へLEARNの探究・個別最適の手法を生かす取組」について質問しました。

佐藤美樹議員
区では企業やプロスポーツチームなどが、ハローキャリアワーク等で体験学習を提供しています。ここに、教育総合センターと東大先端研が行う体験型学習「LEARN」の視点を取り入れてください。例えばインクルーシブサッカーの体験で、子どもが何を学びたいかを自ら決める過程を加えるなど、既存の枠組みを探究的・個別最適な学びへ更新できないでしょうか。
教育総合センター長
地域企業、スポーツ団体、大学と連携するSTEAM教育講座やハローキャリアワークを通じ、子ども一人一人が学びの主体となることを目指しています。LEARN in SETAGAYAでは、大人が目的と条件を示し、解決手段は子ども自身が考えて行動することで、社会と関わる実践力を育てます。
教育総合センター長
今年度は、LEARNを運営する東京大学先端科学技術研究センターの企画チームに教員を参加させ、課題と条件の設定、仕掛けづくり等を実践的に学ぶ研修を行います。得られた知見と手法を教育総合センターの体験活動や学校の教育活動に取り入れ、子どもが自分の学びを実現できる多様な場をつくります。

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2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

北沢学園中学校の学びを他の区立中学校へ広げられるか

佐藤美樹議員が「北沢学園中学校の学びを他の区立中学校へ波及させる取組」について質問しました。

佐藤美樹議員
4月に開校した北沢学園中学校では、不登校だった子どもたちも楽しそうに通い、出席率も高いと聞いています。区立の学びの多様化学校で実現できている新しい学びを分析し、他の29校にも生かすことが、区立で運営する意義です。通えるようになった背景と、波及させる取組を伺います。
教育総合センター長
北沢学園中学校は、「自分の将来を自分らしく生きていく」を教育目標に、キャリアデザイン科やマイ・デザイン科などの特別な教育課程を実施しています。教職員の受容的な指導・支援と、リラックスルームやプレイルームなど校内で多様に過ごせる環境が、生徒の安心につながっています。今年度は「多様な学びフロンティアスクール」の研究指定校とし、将来の他校展開を見据え、一人一人に応じた多様な学びを保障する教育課程を研究・分析します。

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2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

読み書きの苦手をICTで補う学びを全教員へ

佐藤美樹議員が「読み書きに困難のある児童生徒のICT学習支援」について質問しました。

佐藤美樹議員
読み書きに困難のある子どもは、タブレットとアプリで苦手を補えます。東京都教育委員会などが作った実践ガイドLIFTを使い、特別支援教育コーディネーターが実際に操作する研修が行われました。動画配信も含め、普通学級の教員へ広げてください。
教育総合センター長
読み書きが困難な子どもを支える団体を講師に招き、LIFTを基に区独自の教材を作って研修しました。ICT支援を含む学習障害の知識と方法は全教員に必要です。令和8年度はLIFTとマルチメディアデイジー教科書について、動画や実技を含む研修を広く行う予定です。
佐藤美樹議員
普通教室で自動読み上げ機能を使うと音声が出ます。タッチペンと同様に、イヤホンも今後の学習に必要ではないでしょうか。
学校教育部長
令和8年度、小学5・6年生と中学生にオンライン英会話とAI英会話を導入するため、一人一人にマイク付きイヤホンが必要です。安価な製品でも使え、身体に触れる物で耳の大きさや好みに個人差があるため、各家庭へ準備を依頼する予定です。
学校教育部長
読み上げ、動画視聴、オンラインでのやり取りなど、利用場面は増えます。様々な学習活動へ活用します。
佐藤美樹議員
以前はイヤホンが使用できなかったことを考えると前進です。続きは予算委員会で確認します。

2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

学校を使いながらの改築でも学びの質を守れるか

くろだあいこ議員が「学校改築中の不利益軽減とよりよい学校づくり」について質問しました。

くろだあいこ議員
区立学校は年三校のペースで改築していますが、敷地内で授業と工事を同時に行うため、校庭・特別教室の制限、騒音などが子どもへ影響します。特に中学校三年間が工事と重なる家庭には、事情を聴いて指定校変更へ対応してください。子ども、保護者、地域の意見を反映し、改築をよりよい教育環境づくりの機会にできていますか。
学校教育部長
校庭や特別教室の制限、工事車両、騒音の影響を抑えるため、近隣校との連携、地域施設、ICT、学校内外の教育資源を活用し、工期短縮にも努めます。改築を理由とする指定校変更を一律に認めることは、全児童生徒に共通する事情と受入れ校への影響から難しいですが、申請者の事情を丁寧に聴き、個別に判断します。
教育政策・生涯学習部長
二〇二五年六月に学校改築ガイドラインを改定しました。学校は子どものための場という基本に立ち、構想段階から子どもの意見を反映し、保護者と地域住民の声も聴く参加型の計画を進めています。地域と学校の実情に合う特色ある学校をつくり、年三校の改築を進めます。
くろだあいこ議員
STEAM教育講座、世田谷ジュニアアカデミー&カレッジ、企業の出前授業など、区内には質の高い教育資源があります。改築校へ優先的に案内し、工事の影響を受ける子どもが豊かな学びに触れる機会を増やせませんか。
学校教育部長
STEAM教育講座などを実施した学校からは好意的な感想があります。好事例を校長会や研修会で学校へ周知するよう努め、改築校のニーズに合わせてICTと学校内外の教育資源を活用します。関係機関とも連携しますが、改築校へ優先的に案内・提供する方針までは示していません。
くろだあいこ議員
学校は知らない事業を希望できません。教育委員会から改築校へ好事例を積極的に紹介し、それぞれのニーズへ丁寧に対応してください。

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

次期学習指導要領を見据えた世田谷区教育の方向性と学校支援

くろだあいこ議員が「今後の世田谷区教育」について質問しました。

くろだあいこ議員
令和8年度末の次期学習指導要領改訂に向けた国の議論を踏まえ、今後の世田谷区教育を検討するに当たり、現段階で区が大切にする要素と方向性を明確にすべきです。国が示す三つの視点は、区が従来重視してきた取組とも重なるため、世田谷区の教育として分かりやすく言語化し、周知する必要があります。教育課程編成の検討には、世田谷区子どもの権利条例に基づいて子どもの声を直接、広く聴く過程を設け、聴き方や質問項目も工夫してください。各学校の判断で授業時数などを調整する裁量的な時間については、現場が初期段階で混乱しないよう教育委員会が支援し、学校間で好事例を共有する仕組みも整えるべきです。
学校教育部長
国が示す「深い学びの実装」「多様性の包摂」「実現可能性の確保」は、区でも、せたがや探究的な学び、帰国外国人児童生徒や性的マイノリティーへの対応を含むインクルーシブ教育、働き方改革を通じて取り組んできました。教科での探究的な学びを基礎に、知識や経験を生かして課題を解決し、新たな価値を創造する学びの往還は、今後も大切な視点です。これをキャリア教育や非認知能力の向上につなげ、生涯にわたり自分らしく学び、社会の担い手として判断、行動するための力や人間性を育むことも重要です。こうした考えを分かりやすく言語化し、学校、保護者、地域で共有して、教育の質の向上に努めます。教育の方向性の検討では子どもの実情を踏まえることが重要であり、現行の教育振興基本計画策定時に小中学生の代表が区の教育のよい点と改善点を話し合って提言した取組も参考に、子どもの権利条例などの趣旨に基づいて子どもの声を丁寧に聴くよう努めます。裁量的な時間は、一部教科の標準授業時数を一定程度減らし、他の教科や教員の研究、研修に充てる余白をつくる仕組みとして検討されています。現場の混乱を避けて教育の質の向上につなげるには、教育委員会が教育課程編成の基本的方向性を明確にすることが重要であり、余白の創出や探究的な学びの充実に向けて、区の基本的な考え方を示せるよう検討を重ねます。

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