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2026年の一般質問

教育に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 53件・議員 26

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議員、会派の意見

おのみずき議員12 / 26

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2026.6.11@令和8年第2回世田谷区議会定例会

SNSと外見偏重から思春期の子どもをどう守る?

みやかおり議員が「思春期の心身の健康とルッキズム対策」について質問しました。

みやかおり議員
SNSで理想化された容姿と自分を比べ、自己肯定感の低下、過度なダイエット、摂食障害、心の不調につながることがあります。区はルッキズムの影響をどう認識していますか。学校で多様性を尊重する人権教育と情報を読み解く教育を進め、学校、保健所、児童館、若者支援機関が連携した早期相談の場を充実させてください。
学校教育部長
外見などを理由とする偏見・差別は重大な人権問題で、ルッキズムは成長期の心身、自己肯定感、人間関係へ悪影響を及ぼす重要課題です。学校では人権・インクルーシブ教育を進め、多様な個性と価値観を尊重する態度の育成に取り組みます。デジタル・シチズンシップ教育指導指針に基づく講座や道徳科を通じ、SNSの情報を主体的に読み解き、自分の価値を実感できるよう支えます。
世田谷保健所長
思春期の過度なダイエットや摂食障害には、心身両面からの啓発と相談が必要です。全区立中学校で性と生殖に関する健康と権利の出張講座を行い、保護者向け講演会と支援者研修も実施しています。思春期保健部会の議論を踏まえ、学校、児童館、若者支援機関などと連携します。一方、悩みを抱える本人が早期に相談できる体制の具体策は示していません。

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

区立小中学校における目の紫外線対策とサングラス使用

みやかおり議員が「学校での紫外線対策」について質問しました。

みやかおり議員
子どもの水晶体は大人より紫外線を通しやすく、体育、部活動、校外学習などで長時間日光にさらされるため、将来の眼疾患につながる可能性を踏まえた予防が必要です。区は、紫外線による子どもの目への影響をどう認識し、関連する相談件数や受診状況をどう把握しているのでしょうか。帽子、活動時間への配慮、日陰の確保など、区立小中学校で現在行われている対策を伺います。サングラスについても各校任せにせず、学校判断の考え方を明確にし、一定の指針を示すべきです。保護者や子どもへの分かりやすい情報提供と、学校での予防的な取組も進めてください。
教育政策・生涯学習部長
学校健診を通じて視力や目の状態を把握し、疾病等の早期発見、早期対応に努めています。紫外線による目の健康に関する相談件数や受診状況は現時点で把握していませんが、環境省の紫外線環境保健マニュアルに基づき、紫外線は角膜炎や白内障等の眼疾患の要因の一つになり得ると認識しています。紫外線の強い時間帯を避けることや屋外活動で日陰を使うことが対策として考えられるため、養護教諭の保健指導や保健だより等で目の健康を周知する際に注意喚起を加えるなど、効果的な啓発を工夫します。学校生活で実施可能な予防方法と効果についても、現場の意見を踏まえて検討します。
学校教育部長
区立小中学校では、登下校時の帽子や日傘、日焼け止めの使用を認め、授業では可能な限り日陰を活用しています。熱中症対策と同様、サングラスを含む紫外線対策用品の使用を制限する考えはありません。各校では、私物の自己管理や家庭の経済的負担を踏まえ、保護者と十分に協議しながら柔軟に対応しています。今後も、学校の実態に応じた適切で柔軟な判断が行われるよう、校長会を通じて周知します。

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

通学路の危険評価、改善基準と関係者への情報共有

みやかおり議員が「通学路の安全対策」について質問しました。

みやかおり議員
通学路点検で把握した危険箇所について、改善の優先順位を決める基準と、事故が起きていなくても子どもの通行量、見通しの悪さ、年齢や成長段階による新たなリスクをどう評価し、反映するのか伺います。ガードレール、路面標示、速度抑制などの実施後も交通状況や子どもの通行状況を検証する必要があり、道路環境を改善する立場から安全確保の到達基準を示してください。用地、警察との協議、予算などで改善に時間がかかる場合、その理由と目指す対応を学校、保護者、地域へどう共有するのか、教育委員会と土木部の連携と説明責任も伺います。
教育政策・生涯学習部長
通学路合同点検では、各校が抽出した危険箇所を学校、PTA、警察、道路管理者等が合同で現地確認し、事故の有無にかかわらず危険性を総合的に判断して順次対策を進めており、着手の優先順位は設けていません。低学年の注意力や視野、中高学年の行動範囲や行動傾向など、成長段階に応じたリスクにも配慮しています。道路構造上の制約、既存対策により追加措置が困難な場合、交通管理者との調整などで速やかに対応できないことがあります。対応内容は点検当日に学校やPTAへ説明し、判断できない場合は後日共有するほか、結果を区のホームページで公表しています。教育委員会事務局と関係所管部は点検時から課題を共有し、改善の協議や進捗の情報交換を行っており、今後も連携して安全な登下校環境の整備に努めます。
土木部長
合同点検で抽出された区道の危険箇所では、現場を確認し、設置可能な場所に横断抑止柵やカーブミラーを整備しています。速度を出し過ぎる車両への注意喚起看板や、交差点のカラー舗装など、運転手の視覚に訴える対策も行っています。道路ごとに状況が異なるため具体的な安全確保の到達基準は示せませんが、所轄警察署などの関係機関と連携し、安全確保に努めます。

2026.6.11@令和8年第2回世田谷区議会定例会

包括的性教育を全ての子どもへ継続的に保障できるか

おのみずき議員が「包括的性教育の制度化と障害児・支援者への対応」について質問しました。

おのみずき議員
中学三年生への出張リプロダクティブ・ヘルス/ライツ講座は二〇二六年度に全三十校へ広がりましたが、未就学期から小中学校まで、年齢と発達段階に応じて何を繰り返し学ぶかという区の方針はまだ明確ではありません。包括的性教育を単発の講座から、授業時間を確保した継続的な教育保障へ進めてください。障害のある子どもには、月経管理、同意や体の境界、助けの求め方、SNS被害など特性に応じた教材と指導が必要です。教職員や支援者も、性暴力被害への初期対応を含むSRHR研修を継続的に受けられる仕組みを整えるべきです。
学校教育部長
発達段階に応じて包括的性教育を継続して学べる環境は重要です。二〇二六年度は、中学校の講座へつながる小学校高学年のモデル事業を実施し、内容、教育効果、学校での実施状況を検証する予定です。教育課程検討委員会では、教育課程での位置づけと授業時間の確保を含めて実施方法を検討します。特別支援学級では、絵本、小グループ、自立活動などの実践と効果を把握しています。らぷらすや都立特別支援学校との連携も視野に、教員・インクルーシブ教育支援員の研修の在り方と、発達段階や特性に応じた教材・指導方法の整理・充実を検討し、特別支援学級の性教育の一層の充実に努めます。
世田谷保健所長
子どもや若者に関わる支援者がSRHRの正しい知識と適切な関わり方を身につけることは重要です。二〇二五年度のユースワーカー研修では、大多数が内容を理解でき、実務に役立つと回答しました。障害の有無にかかわらず、学校、子ども・若者支援、障害福祉など各分野が必要性と課題を捉えられるよう庁内へ周知します。保健所と関係部署が連携し、講師派遣も使って必要な研修を継続的に行える体制を整えます。
おのみずき議員
教育課程検討委員会などで包括的性教育を検討するとき、特別支援学級や障害のある児童生徒への性教育を別の課題にせず、同じ枠組みの明確な検討対象に含めるという理解でよいですか。
学校教育部長
教育課程全体を検討する中で、特別支援学級の児童生徒への性教育も同じ枠組みで扱うべきだと考えています。包括的性教育の在り方を検討するときは、発達段階や特性に応じた指導も一つの視点として検討対象に含めます。

2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

学校の統合・再配置と学びの選択肢をどう考える?

畠山晋一議員が「学校統合・再配置と小中一貫校・学校選択制」について質問しました。

畠山晋一議員
学校統合の第二ステップ後も、人口や開発の変化で児童生徒数には地域差が残り、校舎の老朽化も一斉に進んでいます。改築だけでなく統合・再配置を含む中長期の整備を考えるべきです。小中一貫校や学校選択制など、子どもに多様な学びを提供する柔軟な制度についても見解を示してください。
教育長
第二ステップでは、学校規模と配置、施設更新を一体で進め、地域差の解消と教育環境の向上につながりました。一方、人口動態や開発で新たな偏りも生じています。今後は年3校の改築を進めながら、統合・再配置の視点も踏まえ、学校規模の適正化と教育環境の向上につながるよう努めます。
学校教育部長
小中一貫校は教育の連続性を高める手段ですが、導入自治体の評価や、区の学び舎の取組を整理する必要があります。学校選択制には選択肢を広げる利点がある一方、希望の集中や地域とのつながりが弱くなる懸念があります。地域を基盤とする教育との整合も踏まえ、効果と課題を見極めた慎重な検討が必要だと考えます。

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2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

学習用タブレットから離れる時間をどう確保する?

畠山晋一議員が「学習用端末の使用時間とデジタルデトックス」について質問しました。

畠山晋一議員
学習用タブレットは役立つ一方、長時間使うと視力、姿勢、睡眠への影響が心配です。家庭に持ち帰ると学習以外の動画視聴も増え、保護者だけでは管理しにくいとの声があります。外遊び、対面交流、読書、睡眠の時間を守るため、学校と教育委員会が端末から離れる時間を確保する実効策を取ってください。
教育総合センター長
フィルタリングとアプリの使用制限に加え、保護者向け管理アプリや相談窓口を整えています。学校では長時間利用の心身への影響を教え、講座やリーフレットで端末から離れる習慣を促します。必要な子にはスクールカウンセラーなどが関わります。2026年度のICT活用状況調査には就寝前の利用と睡眠への影響を加え、一体的に進めます。

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2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

スマホに振り回されない力を子どもと家庭へ

畠山晋一議員が「子どもの自律心を育むデジタルデトックス」について質問しました。

畠山晋一議員
教育のデジタル化が進む一方、家庭からは、夜中までスマートフォンをやめられない、どう制限すればよいか分からないという切実な相談があります。デジタルを排除するのではなく、子どもが主体的に使いこなせる心身の状態と自律心を育てることが目的です。
畠山晋一議員
区内小中学生の長時間利用が視力、睡眠、体力、心の健康、学習意欲へ与える影響をどう分析していますか。操作方法だけでなく、依存の仕組みや脳への影響を学び、自分で管理する力を育てる教育は十分でしょうか。悩む保護者へ具体的な指針と専門相談も示してください。
畠山晋一議員
川場村・河口湖の移動教室などで、自然や対話に集中する「世田谷版デジタルリセットプログラム」を標準化してはどうでしょうか。毎月第3日曜日など、地域・家庭・学校が一緒に取り組むオフライン推奨デーも提案します。
畠山晋一議員
小学校高学年が脳科学の視点から、スマートフォンに操られない知恵を自分の問題として学べるよう、区独自のチラシや動画も作ってください。
教育総合センター長
令和6年度の学習用端末アンケートでは、中学生の95.0%が「楽しく学べる」、81.9%が「集中できる」、84.9%が「もっと学びたい」と回答しました。小学生も94.0%が「楽しく学べる」、85.7%が「集中できる」と答えています。
教育総合センター長
一方、この調査には睡眠、視力、体力の項目がありません。次回以降は就寝前の利用や睡眠状況を調べ、学習意欲との関係を分析します。
教育総合センター長
学校では、長時間利用による睡眠不足や集中力低下、SNS、個人情報、課金のトラブルを教えています。安全な情報の選び方などICTリテラシーも継続して指導しています。
教育総合センター長
保護者向け講座とリーフレットで、日頃の見守り、フィルタリング、早めの相談、使わない時間帯や端末を置く場所など家庭のルール例を示しています。区の教育総合相談、子どもの人権110番、東京都の24時間相談なども案内し、周知を強めます。
学校教育部長
小学5年生の川場移動教室と中学1年生の河口湖移動教室は、ともに2泊3日です。原則としてデジタル機器を持参せず、区のタブレットを使う場合も限定的な学習だけで、SNSは利用していません。
学校教育部長
各校からは、2泊3日では大きな変化が見られないとも聞いています。東京都が予定するSNS調査と合わせ、移動教室の効果や影響を調べることも含めて検討します。
学校教育部長
既読表示やグループチャットが子どもへ過度なストレスや人間関係の疲れを与えるとの指摘は認識しています。SNSに特化した授業や保護者への働きかけなど、子どもの実情を踏まえて学校にできることを検討します。
畠山晋一議員
人がデジタルに振り回されず、有効に活用できるよう、予算特別委員会でも質問します。区民から新たな課題も寄せられているため、今後も提案を続けます。

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