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2026年の一般質問

教育に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 53件・議員 26

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議員、会派の意見

畠山晋一議員13 / 26

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2026.6.11@令和8年第2回世田谷区議会定例会

包括的性教育を全ての子どもへ継続的に保障できるか

おのみずき議員が「包括的性教育の制度化と障害児・支援者への対応」について質問しました。

おのみずき議員
中学三年生への出張リプロダクティブ・ヘルス/ライツ講座は二〇二六年度に全三十校へ広がりましたが、未就学期から小中学校まで、年齢と発達段階に応じて何を繰り返し学ぶかという区の方針はまだ明確ではありません。包括的性教育を単発の講座から、授業時間を確保した継続的な教育保障へ進めてください。障害のある子どもには、月経管理、同意や体の境界、助けの求め方、SNS被害など特性に応じた教材と指導が必要です。教職員や支援者も、性暴力被害への初期対応を含むSRHR研修を継続的に受けられる仕組みを整えるべきです。
学校教育部長
発達段階に応じて包括的性教育を継続して学べる環境は重要です。二〇二六年度は、中学校の講座へつながる小学校高学年のモデル事業を実施し、内容、教育効果、学校での実施状況を検証する予定です。教育課程検討委員会では、教育課程での位置づけと授業時間の確保を含めて実施方法を検討します。特別支援学級では、絵本、小グループ、自立活動などの実践と効果を把握しています。らぷらすや都立特別支援学校との連携も視野に、教員・インクルーシブ教育支援員の研修の在り方と、発達段階や特性に応じた教材・指導方法の整理・充実を検討し、特別支援学級の性教育の一層の充実に努めます。
世田谷保健所長
子どもや若者に関わる支援者がSRHRの正しい知識と適切な関わり方を身につけることは重要です。二〇二五年度のユースワーカー研修では、大多数が内容を理解でき、実務に役立つと回答しました。障害の有無にかかわらず、学校、子ども・若者支援、障害福祉など各分野が必要性と課題を捉えられるよう庁内へ周知します。保健所と関係部署が連携し、講師派遣も使って必要な研修を継続的に行える体制を整えます。
おのみずき議員
教育課程検討委員会などで包括的性教育を検討するとき、特別支援学級や障害のある児童生徒への性教育を別の課題にせず、同じ枠組みの明確な検討対象に含めるという理解でよいですか。
学校教育部長
教育課程全体を検討する中で、特別支援学級の児童生徒への性教育も同じ枠組みで扱うべきだと考えています。包括的性教育の在り方を検討するときは、発達段階や特性に応じた指導も一つの視点として検討対象に含めます。

2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

学校の統合・再配置と学びの選択肢をどう考える?

畠山晋一議員が「学校統合・再配置と小中一貫校・学校選択制」について質問しました。

畠山晋一議員
学校統合の第二ステップ後も、人口や開発の変化で児童生徒数には地域差が残り、校舎の老朽化も一斉に進んでいます。改築だけでなく統合・再配置を含む中長期の整備を考えるべきです。小中一貫校や学校選択制など、子どもに多様な学びを提供する柔軟な制度についても見解を示してください。
教育長
第二ステップでは、学校規模と配置、施設更新を一体で進め、地域差の解消と教育環境の向上につながりました。一方、人口動態や開発で新たな偏りも生じています。今後は年3校の改築を進めながら、統合・再配置の視点も踏まえ、学校規模の適正化と教育環境の向上につながるよう努めます。
学校教育部長
小中一貫校は教育の連続性を高める手段ですが、導入自治体の評価や、区の学び舎の取組を整理する必要があります。学校選択制には選択肢を広げる利点がある一方、希望の集中や地域とのつながりが弱くなる懸念があります。地域を基盤とする教育との整合も踏まえ、効果と課題を見極めた慎重な検討が必要だと考えます。

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2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

学習用タブレットから離れる時間をどう確保する?

畠山晋一議員が「学習用端末の使用時間とデジタルデトックス」について質問しました。

畠山晋一議員
学習用タブレットは役立つ一方、長時間使うと視力、姿勢、睡眠への影響が心配です。家庭に持ち帰ると学習以外の動画視聴も増え、保護者だけでは管理しにくいとの声があります。外遊び、対面交流、読書、睡眠の時間を守るため、学校と教育委員会が端末から離れる時間を確保する実効策を取ってください。
教育総合センター長
フィルタリングとアプリの使用制限に加え、保護者向け管理アプリや相談窓口を整えています。学校では長時間利用の心身への影響を教え、講座やリーフレットで端末から離れる習慣を促します。必要な子にはスクールカウンセラーなどが関わります。2026年度のICT活用状況調査には就寝前の利用と睡眠への影響を加え、一体的に進めます。

同じ議員の別の質問

2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

スマホに振り回されない力を子どもと家庭へ

畠山晋一議員が「子どもの自律心を育むデジタルデトックス」について質問しました。

畠山晋一議員
教育のデジタル化が進む一方、家庭からは、夜中までスマートフォンをやめられない、どう制限すればよいか分からないという切実な相談があります。デジタルを排除するのではなく、子どもが主体的に使いこなせる心身の状態と自律心を育てることが目的です。
畠山晋一議員
区内小中学生の長時間利用が視力、睡眠、体力、心の健康、学習意欲へ与える影響をどう分析していますか。操作方法だけでなく、依存の仕組みや脳への影響を学び、自分で管理する力を育てる教育は十分でしょうか。悩む保護者へ具体的な指針と専門相談も示してください。
畠山晋一議員
川場村・河口湖の移動教室などで、自然や対話に集中する「世田谷版デジタルリセットプログラム」を標準化してはどうでしょうか。毎月第3日曜日など、地域・家庭・学校が一緒に取り組むオフライン推奨デーも提案します。
畠山晋一議員
小学校高学年が脳科学の視点から、スマートフォンに操られない知恵を自分の問題として学べるよう、区独自のチラシや動画も作ってください。
教育総合センター長
令和6年度の学習用端末アンケートでは、中学生の95.0%が「楽しく学べる」、81.9%が「集中できる」、84.9%が「もっと学びたい」と回答しました。小学生も94.0%が「楽しく学べる」、85.7%が「集中できる」と答えています。
教育総合センター長
一方、この調査には睡眠、視力、体力の項目がありません。次回以降は就寝前の利用や睡眠状況を調べ、学習意欲との関係を分析します。
教育総合センター長
学校では、長時間利用による睡眠不足や集中力低下、SNS、個人情報、課金のトラブルを教えています。安全な情報の選び方などICTリテラシーも継続して指導しています。
教育総合センター長
保護者向け講座とリーフレットで、日頃の見守り、フィルタリング、早めの相談、使わない時間帯や端末を置く場所など家庭のルール例を示しています。区の教育総合相談、子どもの人権110番、東京都の24時間相談なども案内し、周知を強めます。
学校教育部長
小学5年生の川場移動教室と中学1年生の河口湖移動教室は、ともに2泊3日です。原則としてデジタル機器を持参せず、区のタブレットを使う場合も限定的な学習だけで、SNSは利用していません。
学校教育部長
各校からは、2泊3日では大きな変化が見られないとも聞いています。東京都が予定するSNS調査と合わせ、移動教室の効果や影響を調べることも含めて検討します。
学校教育部長
既読表示やグループチャットが子どもへ過度なストレスや人間関係の疲れを与えるとの指摘は認識しています。SNSに特化した授業や保護者への働きかけなど、子どもの実情を踏まえて学校にできることを検討します。
畠山晋一議員
人がデジタルに振り回されず、有効に活用できるよう、予算特別委員会でも質問します。区民から新たな課題も寄せられているため、今後も提案を続けます。

2026.6.10@令和8年第2回世田谷区議会定例会

安全で多角的な平和学習をどう保障する?

ひえしま進議員が「辺野古沖の研修事故を踏まえた平和学習の安全性と在り方」について質問しました。

ひえしま進議員
同志社国際高校の研修旅行で辺野古沖のボートが転覆し、生徒を含む2人が亡くなり、16人が重軽傷を負いました。安全管理に加え、研修内容が政治的活動を禁ずる教育基本法に反するとする文部科学省の見解と、教育への不当な介入・主権者教育の侵害だとする批判があります。平和学習を拡充する世田谷区として、この事案をどう受け止めますか。
区長
実地学習では、何よりも安全確保が第一です。平和学習は、現地での体験や当事者の思いに触れるだけでなく、時代背景や社会状況を多角的に理解し、子ども自身が対話を重ねることが重要です。広島派遣では事前・事後学習も行い、被爆体験者の思いを知り、平和を語り継ぐ人材を育てます。同行職員が実地踏査をし、宿泊中も看護師が同行するなど、安全管理に十分配慮します。

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2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

デジタル教科書と紙、学びに応じて選べる環境へ

ひえしま進議員が「デジタル教科書と紙の教科書」について質問しました。

ひえしま進議員
国はデジタル教科書を正式な教科書に位置づける方向ですが、視力や記憶への影響を心配する声があり、北欧などでは紙へ戻す動きもあります。導入は慎重にし、紙の教科書を残すべきです。現状と評価、今後の方向性を伺います。
教育総合センター長
区では全校の小学5年生から中学3年生が英語で、約半数の学校が算数・数学で、紙と併用して学習者用デジタル教科書を使っています。音声や動画でつまずいた部分を繰り返し確認でき、自分に合う学び方を試せます。健康面の懸念は承知していますが、教育活動の一場面で使うものと認識しています。
教育総合センター長
二次元コードから発展的な情報へ進めるなど、探究的な学びの質を高める効果があります。デジタルか紙かの二者択一ではなく、教師の支援の在り方も工夫し、子どもが学習スタイル、教科、内容に応じて選べる環境が重要です。双方の利点を生かす授業を多面的に検討します。

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