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2026年の一般質問

まちづくりに関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 49件・議員 24

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議員、会派の意見

高橋昭彦議員21 / 24

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

道路防災の十年間の進捗と危険度に基づく優先判断

大庭正明議員が「道づくりと防災上の優先判断」について質問しました。

大庭正明議員
道づくりプラン二〇二五素案に、防災だけでなく歩きやすさや滞在しやすさを重視するウオーカブルの視点を加えることには賛成ですが、危険な場所が安全になったかが重要です。区内には延焼遮断帯の不足、約百三十キロメートルの緊急輸送道路における幅員不足と閉塞リスク、木造住宅密集地域を中心とする消防活動困難区域が残り、これらは都市整備方針二〇一四でも指摘されていました。当時の都市計画道路の整備率は主要延焼遮断帯が四九・八%、一般延焼遮断帯が二八・一%で、二〇一四年の道づくりプランで選んだ優先整備路線のうち、事業着手は四区間、〇・八キロメートルにとどまります。舗装更新も二〇一八年から二〇二二年までの五年間で約二十三万平方メートルと、計画目標の約三分の二でした。物価、人件費、資材価格が上昇する中、危険度の高い地域から先に決めず、「検討中」とする先送りが都市整備の遅れを広げたのではないでしょうか。危険度を具体的に示して住民と共有し、優先順位、判断期限、決定主体、手順を明確にする必要があります。主要生活道路の幅員や線形を事業着手段階で具体化するのでは、区民は計画の姿を理解して合意できません。延焼遮断帯、緊急輸送道路の閉塞リスク、消防活動困難区域について、この十年間で改善したこと、改善していないこと、未達の根本原因を示し、危険の共有を行政の決定につなげる仕組みをどう立て直すのか答えてください。
区長
平成二十六年の現行道づくりプラン策定後、延焼遮断帯となる都市計画道路では、区施行の補助一五四号線と都施行の補助二六号線の二路線、合計〇・九キロメートルが完成しました。都市計画道路、主要生活道路、地先道路、緊急輸送道路沿道の耐震化にも取り組み、閉塞リスクの低減や消防活動困難区域の解消につながった箇所がありますが、道路基盤は十分ではなく、防災上の課題が多く残っています。この間、主要生活道路を含む四路線へ新たに着手し、現在は計二十三路線の事業を進めていますが、用地取得の長期化や未完成路線の蓄積により、当初計画どおり着手できていない路線もあります。道づくりプラン二〇二五素案では、延焼遮断帯や消防活動困難区域を課題として示し、優先整備路線の考え方、選定結果、整備方策を公表して、パブリックコメントなどを実施しました。選定路線はいずれも計画期間内に着手が必要であり、防災、広域道路ネットワーク、歩行者の安全、関連事業の進捗などを総合的に考慮して順次事業化します。地域や地権者に課題と必要性を丁寧に説明し、区長として随時適切に判断しながら、計画期間内の着手を目指します。

2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

八幡山都営アパート建て替え創出地への福祉施設整備

高橋昭彦議員が「八幡山都営アパート創出地の施設活用」について質問しました。

高橋昭彦議員
八幡山都営アパートでは、12年を超える建て替え工事が終わり、高層化と集約化によって生じるまとまった土地が見えてきました。十年前から活用を問い、区は、区民ニーズや人口推計を踏まえ、必要な福祉施設を時期を逸せず検討すると答弁してきました。老朽化する特別養護老人ホームを順次建て替えるための施設や、需要が続く障害者施設、子どもの施設など、世田谷区に必要な福祉施設について明確な意思を示すべき時です。
政策経営部長
都営八幡山アパートの建て替えについては、道路、公園などに加え、福祉施設の整備を東京都へ要望しており、別途協議することになっています。創出用地の具体的な面積と創出時期は、現時点で東京都から示されていませんが、居住者の移転は今年度中に完了すると聞いています。庁内の関係所管と連携し、地域課題や行政需要などを踏まえて検討するとともに、提案された施設も踏まえ、時期を逸することなく東京都との協議に向けた調整を進めます。

2026.2.18@令和8年第1回区議会定例会

着工61年の恵泉通りを令和10年3月までに完成できるか

加藤たいき議員が「恵泉通りの早期開通」について質問しました。

加藤たいき議員
主要生活道路106号線、いわゆる恵泉通りは、この4月で着工61年目です。令和9年度末の完成を目指す以上、これ以上の工期延長は許されません。自主的な明渡しが得られなければ、早期に行政代執行を申請する覚悟で取り組んでください。
区長
土地を譲った方々、早期開通を願う地域、区議会で趣旨採択された陳情を踏まえ、取組をさらに進める必要があります。第4回定例会後も当事者と直接会って明渡しを求め、親族にも協力をお願いし、話合いの密度を高めています。
区長
令和10年3月の事業完了を目指し、代執行が避けられない場合の課題を東京都と整理し、請求の可能性と時期も見据えています。来年度予算案には、実施する場合に必要な約6,200万円を計上しました。ただし、代執行ではなく自主的な合意による早期解決が最も重要です。
区長
強い決意と覚悟を持ち、道路の早期開通に取り組みます。
加藤たいき議員
交渉が不調となっても代執行予算を計上している以上、どちらの場合でも来年度中に区民の目に見える現地の動きがあると理解してよいですか。
区長
令和10年3月の完了には道路築造工事の期間が必要で、話合いに残された時間は日々少なくなっています。陳情の趣旨採択も踏まえ、早く目に見える動きが必要との認識を持っています。
区長
交渉の詳細は説明を控えますが、親族の協力も得て当事者との話合いを重ねています。残された時間を最大限使い、一日も早い解決と開通へ全力で取り組みます。
加藤たいき議員
区長も61年という年月と陳情の重みを認識していると受け止めます。来年度に目に見える動きが出ることを会派として強く期待します。

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2026.2.18@令和8年第1回区議会定例会

せたがやPay10万ポイントで区内転居を後押しできるか

加藤たいき議員が「住み替え応援事業」について質問しました。

加藤たいき議員
東京都は、子育て世帯などへ市場価格より約2割安い住宅を供給するアフォーダブル住宅や、公社住宅を活用した年間200戸、計1,200戸の家賃低減策を示しています。18歳未満の子がいる世帯や新婚世帯は最長12年間入居でき、直接・継続的な支援です。一方、区の住み替え応援事業が家賃上昇に悩む世帯の判断材料になるのか疑問です。
加藤たいき議員
事業の具体的目標と定量指標、交付額と対象要件の根拠、せたがやPay10万ポイントで行動が変わる根拠を示してください。多世代近居・同居推進助成事業への上乗せとして核家族化対策を明確にする方法もあります。効果検証と見直し・打切りの条件を事前に示すべきです。
都市整備政策部長
この事業は定住応援事業と両輪で進め、持家と賃貸の双方で、生活スタイルに合う住まいの選択を後押しします。今後、区で生活基盤と地域との関わりを築いてもらうため、区内在住期間は1年以上とし、定住応援事業の5年以上より緩和しています。
都市整備政策部長
交付額は他自治体の事例を参考にしました。多世代近居・同居推進助成事業のアンケートでも、助成が転居を後押ししたとの声が多かったため、行動変容に一定の影響があると考えています。せたがやPayを使うことで地域経済の活性化も図ります。
都市整備政策部長
多世代近居・同居推進助成事業は、今年度実績と両事業との併用を踏まえ、来年度に予算を増額して拡充します。住み替え応援事業は、0~4歳児世代の転出超過数の改善と利用者の定住率を成果指標とする予定です。
都市整備政策部長
申請時と事業期間中の中間時点などにアンケートを行い、住み替え判断への影響と将来の定住につながる要素を把握します。数値とアンケートを組み合わせて総合的に検証し、継続の要否や制度見直しを適時判断します。
加藤たいき議員
核家族化対策や、空き家を改修して活用する支援への転換も必要です。こうした仕組みも構築してください。

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2026.2.18@令和8年第1回区議会定例会

40万円相当の定住応援事業をどう検証するか

加藤たいき議員が「定住応援事業」について質問しました。

加藤たいき議員
定住応援事業は、現金30万円とせたがやPay10万ポイントを一律に交付します。しかし、東京23区の新築小規模戸建ての平均価格が8,600万円を超える中、40万円相当が住宅取得の判断を変えるとは考えにくいため、金額の設定根拠を示してください。
加藤たいき議員
未就学児世帯の持家取得率や区外転出の抑制をKPIにし、効果があれば継続・拡大し、基準に届かなければ増額、要件緩和、再設計、打切りを選ぶ条件を事前に示すべきです。利用者アンケートも行い、5年間の検証方針を数値目標と連動させてください。
都市整備政策部長
0~4歳児世代や30代以降の転出超過には、住宅価格と家賃の上昇が大きく影響していると認識しています。40万円相当は価格差を埋める額ではなく、区内に住み続ける選択を後押しするものです。多世代近居・同居推進助成事業との均衡、国と他自治体の事例、財政負担を考慮し、制度が認知されて行動のきっかけになり得る額として設定しました。
都市整備政策部長
効果は、0~4歳児世代の転出超過数の改善を定量指標とします。ただし住まい以外の要因にも左右されるため、住民基本台帳で利用者の定住状況を一定時点に確認し、定住率も把握します。申請時と事業期間の中間時などにアンケートを行い、住宅取得判断への影響と満足度も確認します。
都市整備政策部長
5年間の社会情勢と住宅市場の動向を踏まえ、数値とアンケートの両面から定住への寄与を総合的に検証し、継続の要否や制度見直しを適切な時期に判断します。
加藤たいき議員
定住促進に財政を使うなら、転入・定住した人数だけでなく、将来どれだけの税収が見込めるかという実入りも前提にすべきです。
加藤たいき議員
事業による転入・定住人数と税収効果をシミュレーションしてください。

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2026.2.18@令和8年第1回区議会定例会

減便・廃止が進む基幹路線バスをどう守るか

加藤たいき議員が「路線バスの維持」について質問しました。

加藤たいき議員
コロナ後も利用者が戻らず、2024年問題による運転士不足も重なり、区内では路線バスの減便・廃止が続いています。都立01系統の廃止、希望ケ丘・玉堤循環路線の大幅減便に加え、都立34・35系統も3月末で終了し、新たな交通不便地域が生まれています。
加藤たいき議員
区の新支援はコミュニティバスが中心で、路線網全体の維持には不十分です。区民の日常を支える基幹的な路線バス事業者、特に区内中心の路線への支援も強化してください。
副区長
基幹路線バスは日常生活に不可欠で、その維持は極めて重要です。一方、70を超える路線への直接支援は区財政への影響が大きいため、東京都が令和8年度に策定予定の地域公共交通の方針や、他自治体の状況を見ながら慎重に検討します。
副区長
まず、区内バス事業者の運転士不足への対応、職場環境の改善、魅力を伝えるPRなどを新たに支援し、事業者との連携を深めて地域公共交通の維持に努めます。

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