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2026年の一般質問

福祉に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 67件・議員 31

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議員、会派の意見

坂本みえこ議員5 / 31

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2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

高齢化する点訳者の後継者をいつ、どう育てるのか

上川あや議員が「高齢化する点訳者の後継人材養成」について質問しました。

上川あや議員
点訳グループ「てんとうむし」は結成から四十三年がたち、七人まで減りました。日本点字図書館には区民二百五十九人が登録し、うち八十一人が点字を利用しています。二〇二一年から繰り返し後継者養成を求めても、五年間具体策がありません。高齢化への危機感と、後継者を育てる具体策を示してください。
教育政策・生涯学習部長
日本点字図書館は専門的な助言も受けられ、多くの区民が利用しています。区立図書館も所蔵しない点字図書を同館から借りています。点訳には区内でも確かな需要があるため、点字を必要とする人へのサービスを継続します。
障害福祉部長
点字を必要とする視覚障害者と、点字カフェを通じて点訳に関心を持つ人がいることを把握しています。点訳ボランティアの高齢化で活動継続が難しく、計画的な人材育成を早期に始める必要性は高まっています。他自治体の事例を集め、外部講座を受けた区民の動向を把握し、教育委員会と方策を検討します。ただし、区が行う養成講座や開始時期は示していません。
上川あや議員
二〇二一年、二〇二二年、二〇二五年と求め続け、五年後も「まず情報収集」という答弁では遅過ぎます。点訳者は全員が後期高齢者で、待ったなしです。具体的な人材養成を速やかに始めてください。

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2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

故障した点字プリンターに代わる機器を図書館に置けるか

上川あや議員が「点訳活動を支える点字プリンターの利用機会」について質問しました。

上川あや議員
区が養成し、一九八三年に発足した点訳グループ「てんとうむし」の点字プリンターが故障し、修理事業者も閉業しました。高額な機器を再び自費で買うことは難しく、図書館から依頼する点訳にも影響します。区が機器を確保し、活動を続けられる利用機会を提供してください。
教育政策・生涯学習部長
点訳資料を作れる環境は、文字で情報を得にくい視覚障害者の情報アクセスを保障する図書館サービスとして必要です。団体の機器故障が、図書館からの依頼を含む活動全体に影響していることも把握しています。今後、個人・団体を問わず利用できる必要な点字プリンターの設置と、適正な運用に向けたルール策定を進めます。

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2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

読書バリアフリー計画を年次を決めてつくれないか

上川あや議員が「読書バリアフリー法に基づく地域計画」について質問しました。

上川あや議員
二〇一九年成立の読書バリアフリー法は、自治体にも地域計画の策定を努力義務としています。区の図書館ビジョンは点訳ボランティアの参加を掲げても、その困難を把握し支える具体策がありません。点字機器と人材の課題を法に基づく地域計画へ落とし込み、年次を区切って着実に進めてください。
教育長
第三次図書館ビジョンには読書バリアフリー法の趣旨と施策を盛り込んでいますが、独立した計画はありません。国の第二期基本計画は、ボランティアの高齢化を踏まえた人材確保・育成を重視しています。二〇二九年度からの次期図書館ビジョンを有識者と議論する中で、点訳者の状況と支援の必要性を踏まえ、障害分野の計画とも整合する実効的な計画と施策を検討します。ただし、法に基づく地域計画を策定する決定や、年次を区切った工程は示していません。

2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

前立腺がん術後の尿漏れパッド代を支援できないか

坂本みえこ議員が「前立腺がん術後の尿漏れパッド購入費支援」について質問しました。

坂本みえこ議員
前立腺がんの全摘手術後に尿漏れが続くと、身体だけでなく心にも負担がかかります。尿漏れパッドや紙おむつに月約八千円かかり、年金生活では重いという声があります。一年以上続く重度の尿失禁には、高齢者の紙おむつ助成に準じる購入費支援をつくれませんか。
世田谷保健所長
現在、この人たちを対象とする紙おむつなどの助成制度はありません。保健センターでは看護師やがん経験者の相談、ピアサポート、治療・療養情報の提供を行い、看護師や社会保険労務士による身体的・経済的・心理的な個別相談も重視しています。こうした相談は続けますが、尿漏れパッドや紙おむつの購入費助成を新設するかには答えていません。

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2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

介護度が低くても紙おむつが必要な高齢者を支援できるか

坂本みえこ議員が「高齢者の紙おむつ支給・助成の対象拡大」について質問しました。

坂本みえこ議員
区の紙おむつ支給・助成は、原則として六十五歳以上で二か月以上使い、要介護三以上などの人が対象です。他区には要介護一や要支援も対象とする例があります。介護度が低くても認知症などで常時失禁する人がいるため、対象を広げてください。紙おむつの利用実態も、今後の高齢者ニーズ調査へ入れるべきです。
高齢福祉部長
二〇二五年度末の登録は、現物支給四千九百九十七人、購入費助成千百八十八人です。排せつに全面的な介助が必要となる介護保険の判定基準との整合から、要介護三以上を基準としています。国の要件外となる課税世帯などへの支給は一般会計へ移し、その費用は事業費の約四割です。対象拡大は国制度、財政負担、支給水準を踏まえて慎重に検討しますが、拡大する方針は示していません。利用実態をニーズ調査へ加える提案には答えていません。

2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

自力でごみを出せない人への訪問収集を広げられる?

関口江利子議員が「高齢者等訪問収集の対象要件の見直し」について質問しました。

関口江利子議員
玄関先でごみを集める訪問収集は、自力で出せず、周囲の助けも得られない人の生活を守ります。しかし区は65歳以上かつ要介護2または同程度を条件とし、65歳未満や要介護3の人が外れます。介護度が上がったことを報告できない人もいます。年齢と介護度の条件を見直し、必要な人の収集を止めないでください。
清掃事業再編担当参事
訪問収集は在宅生活を続ける上で重要です。要介護2と同程度とする判断基準が不明確で、在宅支援の視点からさらに調べる点があると認識しています。利用手続も含めて福祉部門と相談し、制度全体を広く点検して運用改善へつなげます。ただし、新しい年齢・要介護度の条件はまだ示していません。
関口江利子議員
福祉部門と十分に情報共有・意見交換し、清掃事業が持つ福祉的な役割を果たしてください。

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2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

重複受診をする人へ、もっと確実に支援を届けられる?

関口江利子議員が「重複受診者等訪問指導の対象拡大と実効性」について質問しました。

関口江利子議員
重複受診等訪問指導では、2021年度の対象182人のうち訪問できたのは3人で、改善も3人だけでした。本人が困り事を自覚しにくい場合もあり、面談できれば医療や福祉の支援へつながる可能性があります。希望者だけでなく全対象者を訪問し、第三期データヘルス計画の中間評価で成果と課題を検証してください。
保健福祉政策部長
この事業は医療データから対象者を選び、同意を得た人へ専門職が訪問・面談します。目的とプライバシーへの配慮から、全員への訪問は慎重に考えます。連絡がつかなくても複数回試し、障害や認知機能低下が疑われれば支援機関へつなぎます。文書での再案内など、働きかけの強化を検討し、中間評価では参加の難しさや減薬の効果を踏まえ、事業の位置づけと方法を見直します。

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2026.6.12@令和8年第2回世田谷区議会定例会

大人の予防接種歴を紙の手帳でも管理できる?

関口江利子議員が「成人の予防接種履歴を管理する紙のワクチン手帳」について質問しました。

関口江利子議員
軽度認知障害や発達障害などがある人には、予防接種の記録管理が難しいことがあります。マイナポータルとマイナ保険証の連携が十分でない移行期には、本人、家族、どの医療機関でも履歴を確認できる紙の成人用ワクチン手帳が役立ちます。医療機関と区民へ周知し、導入してください。
世田谷保健所長
基礎疾患がある高齢者には接種時期に案内と予診票を送り、かかりつけ医と相談できるようにしています。証明書やマイナポータルで履歴を共有する環境もあります。一方、紙の手帳は医療機関の記入負担があり、周知と定着も課題です。標準化システムによる接種環境を整えながら、紙の手帳の導入は研究します。現時点で導入は決めていません。

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2026.2.20@令和8年第1回区議会定例会

高次脳機能障害に切れ目なく寄り添う支援へ

関口江利子議員が「高次脳機能障害者への切れ目ない支援」について質問しました。

関口江利子議員
令和8年4月に高次脳機能障害者支援法が施行されます。区では以前、総合福祉センター内に相談と訓練があり、専門職と当事者がつながっていましたが、令和元年の廃止後は保健センターと東京リハビリテーションセンター世田谷へ分かれました。国や都の施策を待たず、既存施策の点検と多機関連携の準備を始めてください。
関口江利子議員
外見から分かりにくく、診断できる医師も少ないため、当事者数を正確に把握できていません。自覚のないまま困り事を抱え、カスタマーハラスメントや虐待として扱われる人もいる可能性があります。障害部門以外にも理解を広げ、実態を把握してください。
関口江利子議員
40歳を超えて脳血管疾患を発症すると原則として介護保険を利用しますが、若い当事者には障害福祉も組み合わせた支援が重要です。就労などの人生設計に寄り添い、併用プランを作れるケアマネジャーを育ててください。
障害福祉部長
令和9年度の本格実施に向け、梅ヶ丘拠点の連携、保健センターの相談支援、地域の相談支援を強化する試行を行っています。支援法の方向性とおおむね一致しており、国・都の通知と当事者の声を踏まえ、医療、福祉、教育などと連携して自立と社会参加を支えます。
障害福祉部長
複数の障害者手帳にまたがる人、手帳を持たず介護保険を使う人、障害を認識できず潜在化する人がおり、全体数の把握は困難です。令和3年度の調査研究や次期インクルージョンプランの実態調査でニーズ把握に努めています。国の実態調査も見ながら、保健センターと方法を協議します。
障害福祉部長
保健センターは、福祉人材育成・研修センターと連携し、保健福祉センター職員やケアマネジャーなどへ研修を行い、経験の少ない支援者へ助言しています。普及啓発と理解を進め、ケアマネジャー研修を充実して支援者の質を高めます。
関口江利子議員
切れ目のない支援の具体策は、予算特別委員会でも引き続き確認します。

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