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2026年の一般質問

福祉に関する議員の質問

世田谷区議会の本会議で行われた一般質問を、議員ごとにまとめています。質問と、それに対する区の答弁を確認できます。

質問 67件・議員 31

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議員、会派の意見

坂口賢一議員12 / 31

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2026.6.11@令和8年第2回世田谷区議会定例会

ひきこもりを家族だけの問題にしない条例をつくれないか

中山みずほ議員が「ひきこもり支援の理念を示す条例化」について質問しました。

中山みずほ議員
「ひきこもり」と認定されることへの不安から、相談や支援につながれない本人や家族がいます。ひきこもりを個人や家族だけの問題ではなく、誰にでも起こり得る社会の課題として捉え直す理念を、条例で明確にすべきです。条例は施策の予算根拠となり、職員の異動があっても支援を継続する土台になります。基本方針の見直しと連動し、条例制定の検討を始めませんか。
保健福祉政策部長
ひきこもりには生活、心理、家族関係など複雑な背景があり、状況に応じた柔軟で重層的な支援が必要です。区は基本方針に基づき、相談窓口、居場所、普及啓発、関係機関との連携に取り組んでいます。条例化には施策の方向を明確にし、社会の理解を促す一定の意義があります。今後、基本方針を見直す際に、既に条例を設けた自治体の取組の進展を踏まえて検討します。

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2026.6.11@令和8年第2回世田谷区議会定例会

所得要件から外れる人も終活支援へつなげられるか

中山みずほ議員が「所得要件で終身サポートを利用できない区民への終活支援」について質問しました。

中山みずほ議員
二〇二六年七月、区は社会福祉協議会へ委託して終活支援センターを開設します。しかし、高齢者終身サポート事業には所得要件があり、生活保護には至らなくても余裕のない人が支援の対象外になる可能性があります。最期への備えを所得で線引きせず、要件に該当しない区民も相談から実際の支援へつなげてください。
保健福祉政策部長
身寄りのない高齢者などが安心して最期を迎えるための支援は、ますます重要です。高齢者終身サポート事業には所得要件などがありますが、終活支援センターは対象外の人からも相談を受けます。不安や課題を丁寧に聞いて支援の方向を整理し、関係機関や制度へつなぐなど、その人の状況に応じた対応に努め、相談から支援へ切れ目なくつなぐ対応を図ります。

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2026.6.11@令和8年第2回世田谷区議会定例会

所得を問わず使える終活情報登録制度にできるか

中山みずほ議員が「誰もが使える終活情報登録制度の設計」について質問しました。

中山みずほ議員
二〇二七年度以降に始める予定の終活情報登録制度は、緊急連絡先や遺言の保管先などを本人が登録し、必要なときに医療機関や福祉関係者へ伝える仕組みです。成年後見制度より利用しやすく、所得にかかわらず誰もが安心して使える制度にしてください。対象者、申請、情報開示、運用体制をどう設計しますか。
保健福祉政策部長
病気や事故で意思表示が難しくなったときや死亡時に、本人の意思を関係機関や事前に指定した人へ正確に伝える仕組みとして検討しています。登録情報には非常に慎重な取扱いが必要な内容が含まれるため、申請方法、受付体制、情報の開示範囲、関係機関との連携を整理しています。七月開設の終活支援センターに寄せられる相談も踏まえ、安全性と実効性を両立し、二〇二七年度以降の開始を目指します。ただし、所得にかかわらず誰もが利用できる対象者設計はまだ確定していません。

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2026.6.11@令和8年第2回世田谷区議会定例会

福祉の事業に使える土地や空き物件を庁内で共有できないか

中山みずほ議員が「福祉事業に必要な場所の横断的な確保」について質問しました。

中山みずほ議員
保育、学童、放課後等デイサービス、おでかけひろばなどを担いたくても、場所が見つからず公募に手を挙げられない事業者がいます。保育や学童で蓄積した区有地・民間不動産の情報や施設整備の知見を、担当者だけのものにせず福祉分野全体で共有すべきです。空き家等地域貢献活用事業も約八年間で二十三件にとどまっています。空き家や空き部屋と福祉事業とのマッチングを、庁内横断で広げられませんか。
保健福祉政策部長
空きが見込まれる民間物件を、保育、学童、障害、高齢など多様な福祉ニーズに生かすことは重要です。現在、関係各課とマッチングの在り方を検討しており、情報を分散させず共有する必要があると考えています。既存のマッチング事業や施設整備の取組を生かし、各課の整備担当者と不動産専門調査員が物件情報を密に共有するとともに、他分野の情報、施設整備の知識やノウハウも共有する方向で調整しています。

2026.6.11@令和8年第2回世田谷区議会定例会

成年後見を必要な人へつなぎ、本人の意思を守れるか

坂口賢一議員が「成年後見制度の利用実態と本人意思を尊重する運用」について質問しました。

坂口賢一議員
成年後見制度は、判断能力が不十分な人の権利と財産を守る重要な制度です。区内の法定後見と区長申立ての利用状況を示してください。必要な人が制度を知らず孤立しないよう、相談・周知、地域包括支援センターや社会福祉協議会との連携を充実させる考えも伺います。虐待や複雑な家族関係がある場合も、本人の意思を丁寧に確認し、区長申立てを慎重に行うべきです。
保健福祉政策部長
東京家庭裁判所の集計では、二〇二五年十二月三十一日時点の区内の法定後見利用者は、後見・保佐・補助を合わせ千四百三十五件です。二〇二五年度の区長申立ては五十一件でした。国で検討中の、本人の意思を尊重し必要な期間だけ利用する制度への改正を踏まえ、関係機関と権利擁護支援体制を検討します。区長申立てでは、本人の判断能力・生活、親族の関与と意向を調査し、必要に応じ専門職の助言と庁内検討を経て、本人の意思に配慮し慎重に判断します。一方、相談体制や制度周知を具体的にどう拡充するかは示していません。

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2026.6.11@令和8年第2回世田谷区議会定例会

医療的ケア児の通所先と深沢の新施設をどう確保する?

坂口賢一議員が「医療的ケア児の通所施設と深沢宿舎跡地整備」について質問しました。

坂口賢一議員
医療的ケア児が地域で学び、交流し、発達でき、家族の就労や負担軽減にもつながる通所施設が不足しています。区内の整備状況を示してください。生活介護、グループホーム、児童発達支援などを予定する警察庁深沢宿舎跡地の施設は、二〇二七年度開設予定から二〇三〇年度へ延期されました。理由と今後の整備方針を伺います。
障害福祉部長
医療的ケア児を受け入れられる施設は需要に追いつかず、特に重症度の高い人の利用先確保が難しい状況です。公有地の活用も含めて計画的な施設整備を進めており、今後も需要を見ながら整備を促進し、安心して生活できる環境の確保に努めます。深沢宿舎跡地は、整備・運営事業者が二〇二六年一月に辞退したため、六月から再公募しています。放課後等デイサービスを加え、子どもから大人まで一貫して支える計画にしました。建設費高騰、人材不足、児童・成人双方の医療的ケア実績を持つ事業者の少なさが課題ですが、公募内容を周知して事業者へ働きかけ、質の高い事業者の確保と着実な施設整備につながるよう取り組みます。

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2026.6.11@令和8年第2回世田谷区議会定例会

高齢者の食事会を支えるボランティアに支援を

坂口賢一議員が「高齢者向け食事会を支えるボランティアへの支援」について質問しました。

坂口賢一議員
地区会館や区民集会所では、高齢者が楽しく交流できる食事会が開かれています。その運営を支えるボランティアは、食材の調達などに苦労しています。区として一歩でも二歩でも寄り添い、活動を支援してください。

2026.6.11@令和8年第2回世田谷区議会定例会

介護のスポットワークを安全な採用につなげられるか

中塚さちよ議員が「介護事業者スポットワーク助成の受入れ支援と検証」について質問しました。

中塚さちよ議員
区は介護事業者がスポットワーク仲介へ払う手数料を全額、上限三十万円まで助成します。業務の切り出し、手順書、個人情報、事故・虐待の防止、当日の指導など、受入れ準備を事業者任せにせず、区が研修と相談で支えてください。助成件数だけでなく、長期雇用、職員負担、利用者・家族の反応、トラブルを検証し、議会・区民へ報告して事業を見直すべきです。
高齢福祉部長
スポットワークには業務の切り出しや受入れ手順の準備が必要なため、仲介事業者が介護事業者へ業務提案や相談対応を行うことを協定に定めました。評価では利用件数、継続雇用につながった人数、職員負担と業務効率、利用者・家族の反応、雇用上のトラブルを把握し、必要に応じて見直します。一方、区自身が行う研修、個人情報や事故防止の具体基準、検証結果をいつどのように公表するかは示していません。

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

B型事業所へのお試し発注費用助成と就業先の拡大

中塚さちよ議員が「B型事業所へのお試し発注支援」について質問しました。

中塚さちよ議員
地域の企業がB型事業所へ試しに仕事を発注し、利用者の仕事ぶりや技能を確認できれば、安心して採用につなげられます。実際に、この方法でB型事業所の利用者が就職した例もあると聞いています。人手不足に悩み、障害者雇用に関心があっても踏み出せない企業に対し、区がお試し発注の費用を助成すれば、企業の人材確保と障害者の就職・経済的自立につながる可能性があります。就労選択支援事業所への移行を目指しながら、指定要件となる利用者の就職実績を満たせない一部事業者の状況を改善する効果も期待できるため、実施を求めます。
障害福祉部長
障害者の就業先拡大は重要な課題です。障害者就労支援センターによる就職先企業の新規開拓や、短時間就労の「せたJOB応援プロジェクト」などを通じ、多様な働き方と就業先の確保に取り組んでいます。企業からの発注についても、「世田谷セレ部」として区内障害者施設の経営ネットワークを活用し、各施設への仕事の仲介や複数施設による共同受注を支援しています。
障害福祉部長
お試し発注は、仕事の発注増加を通じて就労機会を高める効果が期待できます。一方、補助の仕組みを構築するには、工賃制度上の制約や発注金額の妥当性などの課題があります。今後、障害者雇用促進協議会の場なども活用し、お試し発注を含め、就業先の拡大に向けた効果的な就労支援策の充実に取り組みます。

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

運営法人によって異なる就労支援事業所の通所交通費補助

中塚さちよ議員が「就労支援事業所の通所交通費補助」について質問しました。

中塚さちよ議員
社会福祉法人やNPO法人などが運営する就労支援事業所では通所交通費の補助を受けられる一方、株式会社運営の場合は受けられないと聞いています。国の調査では営利企業の割合が就労移行支援で約五割、就労継続支援A型で六割以上、B型で二割強に達し、増加傾向です。障害年金の対象外でB型の工賃しか収入がなく、その半分以上を交通費が占め、社会復帰に向けて通所を増やしたくても利用を控えざるを得ないという切実な声があります。運営法人の種別にかかわらず、自立や就職に必要な作業・訓練へ通えるよう、交通費補助を同等にすべきです。
障害福祉部長
就労支援事業所の利用者交通費を含む運営費補助は、東京都の制度を活用した介護・訓練等給付事業補助金として交付しています。東京都が対象を営利目的ではない民間法人と定めているため、区の運営費補助でも株式会社は対象外です。一方、株式会社の事業所が増えていることから、利用者支援の観点で、東京都の意向も確認しながら今後の事業所支援の在り方を研究します。
中塚さちよ議員
東京都の意向を確認するだけでなく、既に要綱上認めている県や大阪府もあり、法人種別で異なる扱いに合理的な理由はありません。東京都に対して実現をしっかり要望するという強い姿勢で臨んでください。

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2026.2.19@令和8年第1回区議会定例会

生活保護受給者の就労支援事業所への通所費支給と周知

中塚さちよ議員が「生活保護受給者の通所費と制度周知」について質問しました。

中塚さちよ議員
生活保護受給者が就労支援事業所へ通う場合、交通費はどのように支給されているのでしょうか。自治体によって運用が異なるとも聞いているため、世田谷区で支給しているのであれば対象者への周知を徹底してください。
保健福祉政策部長
生活保護制度の生活移送費は、行政手続や就労支援事業所への通所など、日常生活に必要な移動について、経済的理由で交通手段の確保が難しい方を支援し、就労に向けた取組を後押しする制度です。他の事由とまとめて支給しているため、就労継続支援B型施設への通所分だけの実績は把握していませんが、ケースワーカーが状況を確認し、必要に応じて案内しており、一定の利用があります。
保健福祉政策部長
対象となる事情をケースワーカーが詳しく把握して丁寧に説明しているため、基本的には全ての対象者に支給できていると考えています。収入認定の控除と生活移送費の計算は、東京都の生活保護運用事例集に基づく一律の方法で行っています。今後も制度内容の周知とケースワーカーによる一層丁寧な説明を徹底し、対象者が必要な支援につながるよう努めます。

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