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議員の質問

行財政に関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

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議員、会派の意見

くろだあいこ議員16 / 31

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2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

デジタル本人確認で選挙を守れますか

岡川大記議員が「デジタル本人確認で選挙を守れますか」について質問しました。

岡川大記議員
選挙は、公的権限と予算執行権を託す厳粛な手続です。正当性は、公職選挙法に基づく一人一票の原則と、不正を許さない執行体制が客観的に担保されることで成り立ちます。不正の余地を排除した公正な管理が選挙管理の目標だと考えますが、区の認識を伺います。
選挙管理委員会事務局長
選挙は有権者の意思を政治へ反映する民主主義の根幹で、公平・公正に運営しなければなりません。一人一票は選挙制度の公平性を支える基本で、厳格に担保すべきです。 公職選挙法は、氏名を偽る詐欺投票や、他人の投票への不当な干渉を厳しく禁じ、違反は拘禁刑などの対象です。違法行為には厳正に対応し、法に従って公正・適正に選挙を管理し、有権者の真意が正確に結果へ反映される環境を確保します。
岡川大記議員
世田谷区の本人確認は、入場券の目視や口頭での照合という人の判断に依存しています。大田区の無効票水増し疑惑、滋賀県甲賀市の票操作、福岡県古賀市のなりすまし見逃しなど、国内でも事案があります。現行制度には、なりすましや重複投票を物理的に排除したと示す客観的な証拠がないと考えます。 諸外国がデジタル技術による厳格な本人確認へ移るのは、人為的ミスや悪意が入り込む隙をなくし、選挙結果の正当性を担保するためです。区はこれらの課題をどう認識していますか。
選挙管理委員会事務局長
大田区の無効票水増しと甲賀市の票操作は、選挙管理上のミスを隠すため不正を行った事案で、あってはならないと認識しています。 公職選挙法は、投票前に選挙人名簿と照らすよう定めていますが、本人確認書類やデジタル技術による本人確認は規定していません。身分証明書を必須にすると、持っていない有権者の選挙権を制限することになります。 日本の選挙制度は悪意が介在し得ることを前提としておらず、法に沿った手続で公正さを担保しています。引き続き、公正・適正な選挙管理に努めます。
岡川大記議員
選挙の正当性を信じるという精神論から脱し、デジタル技術などで不正を構造的に排除する仕組みへ転換してください。

同じ議員の別の質問

2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

委託先とサイバー有事に備えられますか

岡川大記議員が「委託先とサイバー有事に備えられますか」について質問しました。

岡川大記議員
世田谷区では、委託先を含め、情報や公金の紛失事故が続いています。再委託先での情報紛失も、単なるミスではなく、組織全体の構造的な緩みです。民間企業では、契約解除、損害賠償基準、抜き打ち監査などを契約に組み込みます。区もお願いではなく、再委託先まで厳しく管理すべきです。 内部管理が弱いまま、高度なサイバー攻撃から区民を守ることはできません。大規模災害と攻撃が重なる事態では、軽量版サイトの切替え時間や同時アクセス数など、実効性が重要です。再委託先まで含む契約統制と、有事を想定した実践訓練による組織全体の防衛力向上を、どう実現しますか。
DX推進担当課長
電算処理を外部委託するときは、再委託先、再々委託先以降も含め、データ保護などの守るべき条件を特記事項として契約書に付けています。契約所管課が、その内容を委託先で守っているか定期的に確認し、管理しています。 事故が起きたときに被害を最小限にする緊急措置を行うCSIRTを、庁内の関係職員で組織しています。実効性を高める訓練も毎年行い、今年度は外部からのサイバー攻撃をテーマにしました。今後も、有事を想定した強いセキュリティー体制を整えます。
岡川大記議員
情報紛失は発生から10か月、区が把握してからも5か月放置されました。立派な契約があっても、隠蔽や怠慢を見過ごす体質があれば区民の安心は守れません。形式的な確認ではなく、隠せない、遅らせない仕組みをつくり、全庁の管理運用体制を総点検してください。 ランサムウェア感染の疑いがあるとき、全ネットワークの遮断には業務停止などの損失が伴いますが、ためらえば被害が拡大します。上層部への伺いに時間をかけず、技術判断だけで数分以内に遮断を決める権限は、どの役職にありますか。権限と判断の流れを明確にしてください。
DX推進担当部副参事
サイバー攻撃で大きな被害を受け、拡大防止のため区全体のシステムやネットワークを遮断する必要がある場合は、情報セキュリティー対策基準に基づき、DX推進担当課長が判断し、通信遮断などの措置を行います。 常に課長などの責任者と連絡が取れるとは限らず、委託事業者へ緊急措置を指示する場合もあります。様々なケースへ対応できるよう、運用ルールと権限付与の在り方を検証し、改善します。

2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

外部人材とDXを進められますか

くろだあいこ議員が「外部人材とDXを進められますか」について質問しました。

くろだあいこ議員
DXは技術革新が速く、日々新しい挑戦が行われるため、庁内だけでなく外部との連携も重要です。東京都やGovTech東京への職員派遣、民間人材の活用など、現在の人材交流を教えてください。
DX推進担当課長
令和5、6年度に東京都デジタルサービス局へ職員1人を派遣しました。現在は区へ戻り、経験と人脈を生かして、生成AIの活用、職員向けイベント、DXエキスポの企画運営などに貢献しています。 今年度はGovTech東京へ職員1人を派遣しています。区を超える大規模事業での成長や、都、他自治体の職員とのネットワークが区へ還元されることを期待しています。 自治体向け副業マッチング制度「GovTech東京パートナーズ」では、DXの庁内外への周知や広報デザインに民間企業の副業人材から助言を受けました。来年度はノーコード開発ツールの活用促進にも副業人材を使い、職員の技能向上とDXを進める予定です。民間企業や団体で働き、民間人材と業務を進める経験は職員と区の双方に有意義であり、今後も積極的に活用して人材を育てます。
くろだあいこ議員
人材交流が機能しているので、今後も積極的に進めてください。他自治体や民間の最新事例を学び、情報を共有することも重要です。庁内のDXエキスポだけでなく、スシテック東京などへ区が出展したり、職員が参加して外部と交流し、知見を得たりできるよう後押ししてください。

同じ議員の別の質問

2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

行政のデジタル接点の核を決めますか

くろだあいこ議員が「行政のデジタル接点の核を決めますか」について質問しました。

くろだあいこ議員
せたがやDXロードマップ案は、区公式LINEの登録者数を現在の11万人から18万人にする目標を掲げています。区民92万人に対し、せたがやPayは53万回ダウンロードされているため、11万人はまだ少なく、既に多くの人が使うLINEには伸びる余地があります。一方、予約などの利用実績は2万件未満で、情報を見るだけの登録者も含むため、実際の利用状況が見えにくい指標です。気軽につながるLINEの可能性をさらに広げるべきではありませんか。
DX推進担当課長
区公式LINEは、生活状況に合った情報の受信、オンライン手続、行政情報を探す入り口など、様々に使われます。登録者数と各利用件数は必ずしも連動しません。 子育て世帯を主な利用層の一つとして、子育て事業を中心にLINEからの申請や予約を増やしてきました。申請・予約の9割超がLINE経由の事業もあり、一定の成果があります。今後、利用できる手続や施設予約をさらに増やし、アカウント内の検索性も改善します。
くろだあいこ議員
愛知県刈谷市は、人口15万人に対し公式LINEの登録者が約16万人です。LINEミニアプリでデジタルクーポン「K-pon」を配り、約8億6,000万円の消費拡大効果を生み、約7万人だった登録者を16万人へ増やしたとされています。利用者の65%が市民で、30代から50代が多い一方、70代以上も約3,500人が使いました。 せたがやPayのポイント還元は区民や商店街に喜ばれていますが、このような利用者属性の分析ができず、改善への道筋も示されていません。東京アプリを手続に使うことへ反対はしませんが、せたがやPayとのポイント連携も自治体連携も時期が見えません。区公式LINEを育てる方向もあるはずです。 区民との接点となるデジタル基盤について、現状、目指す姿、実現手段、手順の難しさを全て棚卸しし、議論すべきではありませんか。また、東京都の副知事と区の副区長が東京アプリで連携しているとの区長答弁について、副区長自身の考えを伺います。
副区長
オンラインサービスは手続だけでなく、今後さらに広がります。行政には、LINEやマイナポータル、スマートフォンを使いたくない人や使えない人も含め、誰一人取り残さずオンラインの恩恵を届ける責任があります。 現在はオンライン手続とサービスを広げる段階です。LINEは高齢者と子育て世代を主な対象とする情報発信や手続を伸ばします。せたがやPayも行政サービスを広げる選択肢ですが、事業者から、セキュリティーは高まった一方、手続機能はこれからと聞いており、行政でどこまで使えるかは今後検討します。 当面はLoGoフォーム、マイナポータル、区公式LINEを使ってオンライン手続を広げます。同時に、望ましい姿を整理し、核をどこに置くかを検討します。
くろだあいこ議員
核となる基盤以外に複数の手段があってもよいと思いますが、核が何かを整理するだけでなく、しっかり決める必要があります。決断にはリーダーシップが必要です。副区長の取組に期待します。

2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

議決前の準備と説明を両立できますか

真鍋よしゆき議員が「議決前の準備と説明を両立できますか」について質問しました。

真鍋よしゆき議員
公共工事の発注予定は、これまで予算成立後の4月1日に公表していました。しかし事業者からは、人員などの準備が間に合わないとの声がありました。営繕から経理へは2月上旬に情報が届くため、議会で先行公表を求めた結果、今年は2月10日に公表されました。予算成立が条件だと明記した上で、事業者の準備のために早く知らせることは必要です。 一方、マンション防災共助促進事業は、最初の募集で3日間のうちに予算がなくなり、補正予算で2回目を行いました。補正予算の審議前に説明会を開きましたが、「議決後に実施する」との条件を書かなかったため、議会軽視だと指摘されました。事前準備そのものではなく、条件を明記しなかったことが問題です。 国の緊急経済対策も、せたがやPayと児童手当への上乗せは早く対応できましたが、低所得者支援は臨時会の議決後に動き始めるため、当初は早くても4月、その後、前倒しして3月になると聞いています。国が閣議決定した段階で、議会と意思疎通しながら準備できたはずです。議決を尊重しながら、区民と事業者のために合理的な事前準備を進めるべきではありませんか。
副区長
マンション防災共助促進事業の2回目の募集は、できる限り早い実施を目指しました。しかし「区のおしらせ」などで区民へ知らせるとき、予算議決を前提に実施することを明記しなかった点は反省しています。 区の事業は議会の予算議決で初めて裏づけられます。一方、議決前から迅速な準備が必要な事業では、議会への説明責任を徹底するよう全庁へ改めて指示しました。議会の理解を得ながら区民の需要に応え、正確で迅速な事業実施を追求します。
真鍋よしゆき議員
区民にとって何が最もよいかを前提に、議会との意思疎通を大切にし、答弁どおり進めてください。

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