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議員の質問

行財政に関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

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議員、会派の意見

たかじょう訓子議員27 / 31

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2026.3.5 提出@令和8年3月 予算特別委員会

区の窓口でせたがやPayを使えますか

岡本のぶ子議員が「区の窓口でせたがやPayを使えますか」について質問しました。

岡本のぶ子議員
区には公金を扱う窓口が134か所あり、その一つで公金をなくす事故が起きました。キャッシュレス化を進めれば、職員が現金を扱う機会を減らせます。区が2月に示した公金業務の効率化・DX化計画にはキャッシュレス化が書かれていませんでした。全窓口でキャッシュレス決済を進めるべきではないでしょうか。
会計管理者
指定金融機関から公金業務の見直しを求められており、令和8年度から財務会計システムへの地方税統一QRコード付き納付書の導入や、業務の流れの再構築などを検討する予定です。会計事故を踏まえ、職員が現金を扱う機会を減らす必要があり、キャッシュレス化は重要だと考えています。 公金収納業務の現状とキャッシュレス化の課題を整理し、令和8年度以降の公金業務の効率化・DX化の検討の中で、方向性や進め方を検討します。
岡本のぶ子議員
区民窓口や出張所のうち約10か所では、カードや様々なコード決済が使えますが、せたがやPayは使えません。公金の支払いにせたがやPayを使うには、地方自治法の指定納付受託者制度に基づき、運営主体の世田谷区商店街振興組合連合会が指定を受ける必要があると認識しています。区は法的な取扱いをどう考えていますか。
会計管理者
指定納付受託者制度は、納入義務者などが自治体への支払いを第三者へ委託し、事業者がキャッシュレス決済に必要な収納事務を代行する制度です。事業者には自治体の指定が必要です。区は令和7年2月に世田谷区商店街振興組合連合会を指定しているため、規定上、せたがやPayを扱うことは可能です。
岡本のぶ子議員
規定上可能なら、あとは全庁で進める区長のリーダーシップが必要です。134の窓口それぞれの所管に判断を任せていては、なかなか進みません。区長が主導してせたがやPayの利用を広げるべきではないでしょうか。
区長
令和7年度は、世田谷美術館とその分館、世田谷文学館、地域の区民会館など13か所に導入しました。現在は区関連施設15か所の施設利用料をせたがやPayで支払えます。地域通貨として、より広く便利に使えるよう拡大する方針に変わりはありません。 窓口では高額な支払いもあるため、安全性と確実性を確保し、慎重に多重確認することが課題です。既に導入した所管の事例をモデルに、公金収納の範囲を広げます。所管ごとにばらばらに進めるのではなく、区の窓口全体で利用可能性を広げる視点で取り組みます。
岡本のぶ子議員
区全体で進めるという答弁を受け、区長のリーダーシップに期待します。

2026.3.5 提出@令和8年3月 予算特別委員会

区長と職員はなぜ憲法を守るのですか

たかじょう訓子議員が「区長と職員はなぜ憲法を守るのですか」について質問しました。

たかじょう訓子議員
日本国憲法の本質は、国家権力を制限し、国民の権利と自由を保障することです。これは立憲主義の基本であり、特定の権力者による恣意的な支配を防ぐ役割があります。戦前の言論統制や治安維持法による思想弾圧、権力集中から戦争へ進んだ反省を基に、同じ過ちを繰り返さないためにつくられたルールです。 首相が「国の理想の姿を物語るのが憲法」と述べ、憲法に拘束される権力者自身が改定を政治目標として前面に出すことと、憲法99条の関係が問われています。憲法尊重擁護義務は、首相や国会議員だけでなく、区長、自治体職員、区議会議員にも関わります。行政の長として、立憲主義をどう考えますか。
区長
立憲主義とは、憲法によって統治権力の恣意的な行使を防ぎ、国民の権利と自由を守る考え方です。日本国憲法の根本にあり、基本的人権の尊重、国民主権、平和主義を支えています。憲法は国民に義務を課し、統治権力を動きやすくするためのものではなく、国民の権利を保障し、権力の暴走を防ぐ役割を持つと考えます。 自治体の長として日本国憲法を尊重し、区民の基本的人権を守り、参加と協働による民主的な過程を大切にしてきました。この姿勢は行政の長としても、政治家個人としても変わりません。 現政権には、特に外交と安全保障について、議会制民主主義に沿って十分に審議してほしいと考えています。予算委員会の審議が大きく縮むことを懸念しており、十分に審議を尽くしてほしいです。憲法は、戦争を繰り返さないという国民的な議論と犠牲の歴史を積み重ねて成立した、平和国家の根幹です。そのことを自覚し、しっかり議論すべきです。
たかじょう訓子議員
改憲について国民的な議論を起こす必要があるという考えは大変重要で、同意します。 世田谷区の職員は、新たに採用されて初めて登庁する4月1日に、憲法を守る宣誓を行うと聞いています。なぜ宣誓を行い、どのような意味があるのですか。
総務部長
地方公務員法30条は、職員が全体の奉仕者として公共の利益のために働き、職務に全力で取り組むことを定めています。同法31条は、職員が条例に従って服務を宣誓することを定めています。 これを受け、世田谷区の職員の服務の宣誓に関する条例2条は、新たな職員が任命権者などの前で宣誓書に署名してからでなければ、職務を行えないと定めています。日本国憲法を尊重し擁護すると宣誓することは、新規採用職員が服務上の義務を負うことを確認し、公務員倫理を確立する手段の一つです。
たかじょう訓子議員
区職員が日本国憲法を尊重し、区民の権利と自由を保障する立場にいることは、区民の安心につながります。憲法を守る義務に、首相も例外ではないと考えます。

2026.3.5 提出@令和8年3月 予算特別委員会

行政手続の95.3%を達成できますか

若林りさ議員が「行政手続の95.3%を達成できますか」について質問しました。

若林りさ議員
区は令和7年度末の行政手続オンラインカバー率を95.3%にする目標を掲げています。しかし、令和5年度と令和6年度の実績は計画を下回り、令和7年11月時点でも92.8%です。現在も95%の達成を目指しているのですか。オンライン化されていない手続の内訳と、理論上どこまでカバー率を上げられるかを把握していますか。示せない場合、何を根拠に95%という目標を決めたのか説明してください。
DX推進担当部長
オンラインカバー率は、年間の全受付件数のうち、オンラインで申請できる件数の割合です。目標は令和5年8月に定め、庁内に知らせました。年間受付数が3000件以上の手続を全てオンライン化すれば95%になると試算したことが根拠です。対面での説明や確認が必要など、様々な理由でオンライン化できていない手続があり、具体的な内容を明確に示すことは難しい状況です。担当部署と業務の流れを見直し、改善できる点を検討しながら、95.3%の目標を維持し、早期達成に取り組みます。
若林りさ議員
答弁では、オンライン化されていない手続の具体的な内訳や、到達できるカバー率は示されませんでした。まず実態を整理し、到達可能な水準を明らかにする必要があります。その上で進み具合を適切に管理し、区が掲げる95%の目標を着実に達成してください。

同じ議員の別の質問

2026.3.5 提出@令和8年3月 予算特別委員会

若者が投票を続ける仕組みを作れますか

若林りさ議員が「若者が投票を続ける仕組みを作れますか」について質問しました。

若林りさ議員
若者が18歳で初めて投票した後も投票を続けるには、最初の体験を意義あるものにすることが大切です。岐阜県関市が導入した「選挙パスポート」は、投票のたびにスタンプを押す100回分の欄を設け、生涯投票率100%を目指すメッセージを込め、マニフェスト大賞優秀賞を受賞しています。 18歳になったときに選挙パスポートを配ることは、投票を人生の節目とし、主権者としての自覚を育てるためにも有効です。区は研究、検討していますか。
選挙管理委員会事務局長
若いうちから投票の大切さを理解することは、将来にわたり主体的に政治へ参加する上で重要です。令和5年の区議会議員・区長選挙では、多摩美術大学統合デザイン学科と協働し、学生の提案を生かした若者向けの啓発を行い、その後の選挙でも続けています。 選挙パスポートも、若者の投票率を高め、投票を続ける動機として一定の効果が期待できます。令和8年度から次回の区議会議員・区長選挙に向け、再び多摩美術大学の学生と啓発事業を検討する予定です。提案も参考に、若者の視点で検討します。
若林りさ議員
実際の施策につながる形で検討してください。
若林りさ議員
現在の投票済証は、投票した事実を証明する書類ですが、日常で使う場面が少なく、手元に残したいものになっているか疑問です。現在は、小学生以下の子どもが投票所に同行した場合にシールを配っていますが、継続して投票へ行く動機にするにはさらに工夫が必要です。全国では投票済証をステッカーにする取組があります。集めたくなるデザインにすれば、また投票したい、次の選挙も楽しみだと思える体験に変えられます。 投票所でQRコードを読み取るデジタル投票済証や、投票履歴を見えるようにする仕組みもあります。投票済証を単なる証明書から、集めたくなり、参加したくなる仕組みへ変え、デジタル技術で投票履歴を見える化することを検討すべきではありませんか。
選挙管理委員会事務局長
投票済証は、投票した事実を証明するため、希望する有権者に交付するものです。本来は投票率を上げるための啓発とは目的が異なるため、制度の位置づけと目的を整理し、慎重に検討する必要があります。 一方、ステッカー形式で集められる仕組みや投票履歴の見える化は、投票を続けるきっかけとなり、若者を含む区民の主権者意識を高める一定の意義があります。特にデジタル技術は若い世代と相性がよく、投票参加のきっかけとして注目すべき事例です。 多摩美術大学と協働する際は、選挙啓発に必要な公平・公正さと、投票済証の本来の目的を説明します。その上で提案内容も検討材料とし、選挙時の啓発全体が効果的になるよう検討します。
若林りさ議員
多摩美術大学との協働を生かし、若者の投票率向上につながる先駆的な取組を検討してください。

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