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議員の質問

予算全体に関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

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議員、会派の意見

原田竜馬議員5 / 9

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2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

区民が予算の使い道を決められますか

羽田圭二議員が「区民が予算の使い道を決められますか」について質問しました。

羽田圭二議員
杉並区の区民参加型予算では、区が示したテーマに沿って区民などが予算の使い道を提案し、区民投票で次年度予算案へ反映する事業を選びます。今回は、公園のミストシャワー、パパママウェルネス休憩所、まちを歩いてアートを楽しむ事業の3件が来年度予算へ反映されました。 世田谷区も政策決定や予算編成で区民の意見を取り入れてきましたが、杉並区のように見える形にすれば、区政が身近になり、税金の使われ方を理解する助けになります。区民参加型予算をどう考えますか。
財政課長
杉並区は令和5年度から、区が設定したテーマの事業案を公募し、審査会で選んだ後、区民投票を経て予算編成へ反映する丁寧な取組を行っています。世田谷区は同じ事業を実施していませんが、各部が区民や事業者の声、区議会の議論を踏まえて必要な予算を見積もり、意見は一定程度反映されていると認識しています。 地域行政推進計画に基づき、令和6年度から各地区・地域へ一定額を配分する地区・地域課題対応予算を拡充しています。防災力向上を含め、令和8年度予算案には約9200万円を計上しました。 区民の参加意識を高める重要性は認識しています。ただし杉並区のような制度には、予算編成作業の見直しや実施体制の整備など、整理すべき課題があります。今後も区民、事業者、区議会の声に十分配慮し、他自治体を参考に参加意識を高める仕組みを研究します。

同じ議員の別の質問

2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

税の支え合いを区民に伝えますか

羽田圭二議員が「税の支え合いを区民に伝えますか」について質問しました。

羽田圭二議員
総選挙では与野党のほとんどが消費税減税を主張しました。中道改革連合は、政府系ファンドを財源に食料品の税率をゼロにし、給付つき税額控除で中低所得層の所得を増やすと提案しました。一方、消費税減税や廃止に反対し、社会保障費の削減を提案した新興政党が伸び、国民の税と社会保障への考えが表れた選挙でもありました。 社会の成立には税による再分配が必要です。資産税や所得税の累進課税で所得を再分配し、社会保障財源である消費税も税率全体を見直す必要があります。しかし、税収で生活を支え合う視点が十分に広がらず、支援が必要な人に届かない中で「税を払っても見返りがない」という意識も残っています。 物価高と実質賃金の低下で格差が改善しない中、税を財源に子育て、家族保障、住宅など現役世代への支援を強めれば、家庭の支出を減らせます。「次世代を育む暮らし応援予算」で行う若者、現役世代、子育て世帯への具体策を区民にしっかり伝えるべきではありませんか。
財政課長
これまでも子育て支援や、国の補正予算を活用した物価高対策で区民の負担を軽くしてきました。来年度も、広く区民を対象に、せたがやPayのポイント還元を続けます。子育て・現役世代には「ずっと、世田谷。」子育て・若者夫婦世帯の定住・住み替え応援事業などの住まいの取組と、一時預かり事業などの利用料無償化を進めます。 物価上昇で厳しい生活が続く中、限られた財源を効率的、効果的に配分し、日々の安心・安全を実感できる施策を予算面から後押しします。
羽田圭二議員
就労の有無にかかわらない在宅子育て家庭の負担軽減や、国や都が行っていない区独自支援も予算にあります。納めた税が具体策を通じて平等に還元されていると示すことが、税への理解を深めます。 中学生の税の作文や標語にも「税金は未来の私と誰かのために」「税金で世代を超える助け合い」「税を知り社会の仕組み見えてくる」という作品があります。税と社会保障の仕組みを理解するための勉強会も必要ではありませんか。これまでの対応も含めて伺います。
課税課長
国の社会保障国民会議では、社会保障と税の一体改革の議論が始まっており、税の意義や役割への理解は重要です。 区税ガイドブックと区ホームページで情報を発信し、税務署、税理士会、青色申告会、法人会、小中校長会の代表、教育委員会、関係所管で構成する世田谷地区租税教育推進協議会が連携して、児童生徒への租税教育に取り組んでいます。 税や社会保障への関心の高まりを踏まえ、関係機関と連携して理解促進を充実させます。ガイドブックやホームページも必要に応じて見直し、適切に情報を届けます。

2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

税と予算を身近に見える化できますか

原田竜馬議員が「税と予算を身近に見える化できますか」について質問しました。

原田竜馬議員
総選挙では消費税減税が広く訴えられましたが、負担と給付を結びつけ、将来どんな社会をつくるかという丁寧な議論は交わされませんでした。財政は全ての人の生活を支える共同事業です。2022年のOECDデータでは日本の国民負担率は36か国中22位で、決して高いとは言えないのに、日本人の痛税感は北欧諸国より高いと言われます。 少子高齢化、労働人口の減少、扶助費の増大、学校改築、老朽インフラ整備で行政需要は増え、区民が求めるサービスも多様化しています。「世田谷区の住民税は高い」との声がありますが、本当に高いのでしょうか。
課税課長
個人住民税は地方税法の標準税率に基づくため、世田谷区の税率が他自治体より高いことはありません。均等割は一律年4,000円、所得割は一律10%です。課税総所得金額と控除額が同じなら、世田谷区でも他自治体でも税額は基本的に同水準です。
原田竜馬議員
独自に減税する自治体はありますが、基本は同様です。複雑な税制への誤認がSNSに広がり、税への不信や納得のなさが拍車をかけています。租税教育と、行政サービスによる生活改善が納税への納得につながります。 議会の議決だけで説明責任を果たしたとは言えません。区民に伝え、意見を聴くことが大切です。他自治体の動画広報や財政講座も参考に、区民が財政を自分事として理解できる環境を整えるべきではありませんか。
財政課長
特別区民税は区財政の主な財源であり、使い道を区民に示すことは納税への理解につながります。区民が予算や財政状況に関心を持つことは、身近な社会への関心にもつながります。 令和7年度当初予算から予算概要資料を刷新し、新規・拡充事業を中心に写真やイラストを多用したスライド形式にしました。特別区民税1万円の使われ方も示しています。予算ダッシュボードでは、グラフや表、経年比較、事業検索を使えるようにしています。提案された動画も参考に、分かりやすい伝え方を工夫します。
原田竜馬議員
基本構想や基本計画では、パブリックコメントや意見聴取で区民の声を聴き、どんな社会をつくるかを一緒に考えます。その社会像を実現する手段が毎年度の予算です。予算編成にも区民が主体的に関われる仕組みを検討すべきではありませんか。
財政課長
条例や計画の策定時に区民の意見を聴いて反映し、意見と区の考えを公表しています。予算編成では、その条例や計画に基づく事業も含め、必要な予算を精査しています。 予算編成状況の公表は慎重に考えていますが、公表している自治体や区民参加型予算を掲げる自治体もあります。他自治体を研究し、区民の声と区議会の議論を踏まえて予算を編成します。
原田竜馬議員
物価高の中で税への忌避感が強まり、過去には公務員や生活保護利用者、今は外国人へ批判が向けられていると考えます。無駄や不公正な予算は削減すべきですが、特定の誰かを責めても生活はよくなりません。税による支え合いがなければ、少子高齢社会は成り立ちません。 不信や怒りで議論する前に、社会の実情を事実として共有する必要があります。「世界がもし百人の村だったら」のように、複雑な現実を誰もが分かる言葉や図で示し、世田谷の財政と社会を見える化できませんか。
政策企画課長
「世界が百人の村だったら」は、人口構成、地域分布、教育、経済格差などを統計に基づく比喩で表したものです。特別区税1万円の使われ方も、提案の趣旨に通じます。 人口約93万人、来年度一般会計当初予算案約4,300億円という規模を身近な大きさに整えて示せば、区の実情を理解しやすくなり、区政への関心や参加にもつながると考えます。人口や財政規模だけでなく、様々な視点から世田谷を分かりやすく知ってもらう方法を検討します。
原田竜馬議員
価値観の変化により、共助で支えていたものを自助や公助で担う社会へ変わっています。経済成長を見込みにくく、所得だけで安心を買うことが難しい現在は、税負担と給付の世代間格差も指摘されています。財政によって安心を分かち合う社会がさらに重要です。税、区財政、予算を区民が身近な自分事として考えられるよう、努力してください。

2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

税金以外の収入を増やせるのでしょうか

佐藤ひろと議員が「税金以外の収入を増やせるのでしょうか」について質問しました。

佐藤ひろと議員
公園などの公共財産は、整備後も維持管理費がかかります。全てを無料で提供するのではなく、財産を有効活用して維持管理費を確保する「稼ぐ公共」の視点が、区政と区民生活を安定させるために必要です。 公金運用計画の令和7年度の計画期間は5月までですが、これまでの運用実績と、来年度以降の目標を教えてください。
会計管理者
今年度の利子収入は8億6,000万円を目標としていましたが、現時点で約9億1,000万円を見込んでいます。次年度の計画は、中期財政見通しを踏まえて今後策定します。 来年度に償還を予定する全額を改めて5年程度の債券で運用し、今年度から始めた財政調整基金も新たに一部を3年程度の債券で運用することを考えています。利子収入は今年度の見込額を超え、10億円台を目指します。
佐藤ひろと議員
予算には利子や配当による収入、資産の売却による収入などがあり、区が工夫していることは分かります。しかし、細かな部分まで含めると、稼ぐ視点はまだ十分ではありません。 社会状況が不安定な中でも、専門家の助言を受け、安全性を見ながら運用に強弱をつけ、来年度以降も積極的に運用するという認識でよいですか。
会計管理者
証券会社での勤務経験があり、大学で会計ファイナンスを専門とする特別講師から、金融状況の見通しなどについて助言を受けています。昨年度からは、地方公共団体金融機構から金利と債券価格の関係、資金運用のリスクと対応、他自治体の状況などの助言や情報も得ています。 今後も専門家や専門機関の助言を受け、安全性と流動性を確保した上で、効率的に運用します。
佐藤ひろと議員
特別区競馬組合の分配金と、区が株式を持つ世田谷サービス公社、川場ふるさと公社などからの配当金は、それぞれ幾らですか。これまで何に活用してきたのかも教えてください。
財政課長
特別区競馬組合の分配金は、組合の純利益の2分の1を目安に各区へ配られ、来年度は6億円を見込んでいます。 株式配当金は、株式会社世田谷サービス公社が来年度4,000万円、区が過去に保有して競馬組合へ無償譲渡した東京都競馬株式会社が約1,800万円で、合計5,800万円です。川場ふるさと公社からの配当収入は現在ありません。 配当金や分配金は一般財源として広く区政に活用しています。競馬組合の分配金は、競馬法の収益使途の規定に沿い、小中学校の運営費へ活用する考え方で整理しています。
佐藤ひろと議員
今後は、どの項目で税外収入が幾らあり、何に活用しているのか、一覧と進捗が分かるようにするべきです。税外収入をどの方向へ活用するかも含め、議会で十分に議論することを求めます。

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