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議員の質問

予算全体に関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

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議員、会派の意見

加藤たいき議員2 / 9

2026.3.23 提出@令和8年3月 予算特別委員会

定住支援費を都市整備基金に回しますか

そのべせいや議員が「定住支援費を都市整備基金に回しますか」について質問しました。

そのべせいや議員
「ずっと、世田谷。」は、定住効果と効果検証が定性的で、このままではばらまきになりかねず、改善すべき点があります。一方、この事業費を都市整備基金へ積み替えると、何に使われますか。
政策経営部長
都市整備基金は一般に、道路、橋梁、駅前広場などの基盤整備に使います。
そのべせいや議員
定住・居住という人への投資をインフラ投資へ回すことには違和感があります。本事業が、長年多く納税しながら支援対象になりにくかった所得層の子育て世帯の負担軽減になるなら、現役世代支援の趣旨にはかないます。事業だけを予算から除くことは、子育て世帯へ金額以上に悪いメッセージを送ると考えます。

2026.3.23 提出@令和8年3月 予算特別委員会

東京の税源流出を食い止められますか

加藤たいき議員が「東京の税源流出を食い止められますか」について質問しました。

加藤たいき議員
地方交付税とふるさと納税で既に都市部から地方へ財源が移る中、東京の固定資産税まで再配分すれば、実質的に三重の再分配になりかねません。東京も人口集中による行政需要、社会保障費、公共施設更新を抱え、余裕はありません。特別区長会が団結して国へ意見を発信すべきではありませんか。
区長
地方法人課税の一部国税化、地方消費税の清算基準見直し、ふるさと納税による特別区への影響は、2025年度だけで約3,600億円、2015年から累計2兆3,000億円です。2026年度与党税制改正大綱は、東京都が特別区内の土地へ課す固定資産税にも措置を検討し、2027年度以降の改正で結論を得るとしています。固定資産税を受益と負担の関係を無視して移せば、行政サービスへ支障が出ます。世界情勢による景気減速で区民税の増収も見込みにくい中、特別区長会で強く発言し、全国の市町村にも東京の事情を理解してもらえる訴え方の先頭に立ちます。
加藤たいき議員
東京都は地方交付税を受け取らず、負担している団体でもあります。全国知事会では東京23区内だけで再分配せず全国へ回すべきだとの議論が見られます。特別区長会で東京の税源を守る取組を強く進めてください。

同じ議員の別の質問

2026.3.5 提出@令和8年3月 予算特別委員会

基金が減っても財政は大丈夫なのでしょうか

加藤たいき議員が「基金が減っても財政は大丈夫なのでしょうか」について質問しました。

加藤たいき議員
令和8年度の当初予算は約4,300億円で、前年度より約300億円増えました。会派として以前から予算の肥大化に警鐘を鳴らしてきましたが、改善されていないと認識しています。少子高齢化を踏まえ、将来を見据えた財政運営が必要です。直近の標準財政規模、基金残高がそれに占める割合、今後10年間の見通しを示してください。
政策経営部長
標準財政規模は、自治体が通常収入すると見込まれる経常的な一般財源の規模を示す指標です。令和6年度決算では2,365億6,200万円です。同年度末の財政調整基金、減債基金、特定目的積立基金の合計は1,541億100万円で、標準財政規模の約65%です。都区財政調整制度の算定値を使うため、今後10年間を正確に見通すことは困難です。ただし、公共施設等総合管理計画の将来経費シミュレーションでは基金残高が減り、この割合も65%より低下すると見込んでいます。
加藤たいき議員
世田谷区の基金残高は標準財政規模の約65%で推移し、23区内では割合が低いほうです。大規模な自治体として、金融危機や災害に耐えられる財政上の厚みを確保すべきです。区の資料では、基金残高と特別区債残高が2034年前後に逆転する可能性が示され、2046年には基金756億円に対して区債1,088億円となります。少子高齢化による扶助費の増加と公債費の増加が重なり、さらに公共施設の更新費も総額約2.15兆円、年平均約876億円必要とされています。物価や人件費の上昇もある中、必要な政策に財源を振り向けられる余地を確保できるのでしょうか。
政策経営部長
令和11年度以降、小中学校を年3校改築する取組の本格化や上用賀公園の拡張事業により、投資的経費が増えます。このため、基金残高と特別区債残高は令和16年度にほぼ同額となり、その後は区債残高が基金残高を上回る見込みです。公共施設の老朽化対応は投資的経費ですが、必要性から実質的には義務的な経費と考えています。新しい行政サービスを展開するには、継続的な事務の見直しや税外収入の確保に積極的に取り組む必要があります。
加藤たいき議員
区の総人口が横ばいでも、高齢化率が上がり、生産年齢人口が減れば、税を担う人が減る一方で扶助費の対象者は増えます。生活保護費、障害福祉費、介護費、子ども施策などは、一度拡充すると簡単には削減できず、実質的な固定費として積み上がります。現在の扶助費の額と予算に占める割合、さらに基金と区債が逆転する2034年にはどの程度になると見込んでいますか。
政策経営部長
令和8年度一般会計当初予算の扶助費は約1,253億円で、予算規模の約29.0%です。令和12年度までの中期財政見通しでは、投資的経費が増えるため、扶助費の割合は相対的に27.6%へ下がる見込みです。一方、金額は約1,322億円となり、令和8年度より69億円増えると見込んでいます。
加藤たいき議員
当初予算の規模が横ばいでも、それを支える世代の人数は減っていきます。次の世代の負担が大きくなることは、数字にも表れていると考えます。

同じ議員の別の質問

2026.3.5 提出@令和8年3月 予算特別委員会

基金と区債の逆転を回避できますか

加藤たいき議員が「基金と区債の逆転を回避できますか」について質問しました。

加藤たいき議員
令和16年度(2034年度)前後に基金残高と特別区債残高が逆転する見通しです。今から将来の財政設計に着手しなければ、玉高跡地や国衛研跡地の活用を含む将来の負担を乗り切れません。逆転を回避するのか、時期を後ろ倒しにするのか、明確な方針を示してください。 後ろ倒しは次世代への負担転嫁になります。基金の積立目標、区債の発行上限、公債費の抑制方針について、具体策を可能な限り示すべきです。
政策経営部長
公共施設等総合管理計画の将来経費シミュレーションでは、令和16年度(2034年度)に基金と特別区債の残高がほぼ同額となり、令和17年度(2035年度)以降は特別区債残高が基金残高を上回る見込みです。区債残高が基金残高を上回る状態は他自治体でも通常に見られ、そのことだけで危機的状況になるわけではありません。一方、両者の差が広がり過ぎないようにすることが重要です。 建物の長寿命化や複合化などを用い、令和28年度(2046年度)にも差が過大にならない見通しを立てていきます。
加藤たいき議員
住民税の増加によって予算規模が4,300億円となり、区民に財政が潤っているとの印象を与えかねません。一方、物価や人件費の上昇、扶助費の固定化によって財政の硬直化が進んでいます。人口規模が大きく、高齢化も進む世田谷区では、財政が崩れた場合の影響も大きくなります。 人口減少と世代間の不公平感を議論に載せ、次の世代に負担を残さない財政設計を示す必要があります。現行のシミュレーションには玉高跡地と国衛研跡地の活用が入っていません。行政内部だけでなく、区長が政治的なリーダーシップと覚悟を持って財政を再設計すべきではありませんか。
区長
バブル崩壊の頃には、経済成長を前提に積極的な投資を行い、基金が少なく区債残高が大きい時期がありました。一方、その投資で整備した世田谷美術館、世田谷パブリックシアター、シアタートラム、世田谷文学館などは、現在も区の文化的価値として効果を発揮しています。公園、緑、防災スペースも長く効用が続きます。 多額の予算を要する投資的経費や、後年度負担を伴う新規事業を中長期財政見通しへ反映することは重要です。現在の最新シミュレーションは、公共施設等総合管理計画の一部改定(第二期)を反映した令和28年度(2046年度)までのものです。玉高跡地や国衛研跡地を活用する方針を立てるなら、土地を含む様々な経費が上昇していて計算は難しいものの、シミュレーションを改めて検討するよう指示したいと考えています。 区税収入が増えている背景には、分譲マンション価格の急上昇と、購入者の高い担税力があります。しかし、その人々も10年後、15年後、20年後には高齢期を迎えます。子育て世代の流出を長期的に捉え、次世代負担を考慮しながら、学校改築など必要な投資を堅実に続けます。
加藤たいき議員
将来への投資は重要です。一方、会派が求めてきた事業の見直しや行政改革が見えてきません。区長のリーダーシップで取り組んでください。玉高跡地と国衛研跡地の活用には前向きな答弁がありました。来年度以降、どのような視点が示されるのか期待しています。

2026.3.23 提出@令和8年3月 予算特別委員会

予算編成の途中経過を公開しますか

つるみけんご議員が「予算編成の途中経過を公開しますか」について質問しました。

つるみけんご議員
「ずっと、世田谷。」事業をめぐる問題は、予算編成や政策形成の途中経過が区民や議会に見えないことにも原因があります。区は住民参加や情報公開を掲げていますが、形成途中の政策を公表していません。 私が23区を調べたところ、少なくとも13区が各部の予算要求を、9区が査定結果を公開していました。港区、文京区、板橋区、杉並区、中野区などの例もあります。各部の要求と査定結果を公開し、区民と議会が途中から関われる予算編成に改めませんか。
区長
各区の公表状況を確認し、各部の要求が査定の中でどう変わったかを開示することは検討します。一方、政策形成の初期には、具体策を決める前の自由な意見交換があり、矛盾する案や仮定の話も含まれます。その段階をいつ、どのように公開するかを決めるのは難しいと考えています。ただし、何のテーマに取り組むのか、何を解決したいのかという課題意識については……。

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