2026.3.12 提出@令和8年3月 予算特別委員会
区立保育園に事務職員を置きますか
川上こういち議員が「区立保育園に事務職員を置きますか」について質問しました。
川上こういち議員
区立保育園では、職員給食費の食数計算と現金徴収、消耗品の相見積り・在庫確認・発注が、年度末の繁忙期と重なります。勤務表も、鍵当番や早番・延長番の組合せ、クラス内の均衡、多様な会計年度任用職員の勤務条件などを考慮する必要があり、既存のICT機能では対応できません。
区は外部コンサルタントと園長会などのプロジェクトチームで業務改善を検討してきました。事務改善の進捗と、明らかになった課題を教えてください。
保育課長
令和6年度から「新たな行政経営への移行実現プラン」に位置づけ、職員アンケートとヒアリングで業務を可視化しました。特に負担が大きい職員給食費の徴収と勤務表作成を中心に改善しています。
給食費は徴収方法を一部改め、徴収管理表の自動計算や会計年度任用職員出退勤管理システムとの連携で負担を軽減しました。一方、勤務表は保育園業務支援システムのシフト機能が複雑な勤務パターンの一部に対応できません。現場職員と意見交換し、引き続き対応を検討します。
川上こういち議員
保育に携わる会計年度任用職員には、代替保育員、午前・午後の保育員と保育補助員、保育補助員、延長保育補助員があり、月4日から16日、1日2時間・4時間・6時間など勤務条件が多岐にわたります。会計年度任用職員は職員の過半数で、限られた人員だけで管理するには限界があります。
足立区には、定年退職した保育園職員と区をマッチングして事務職へ配置する仕組みがあります。文京区、墨田区、品川区、渋谷区、豊島区も事務職員を配置しています。こうした事例を踏まえ、保育士の負担をさらに減らすため事務職員を配置しませんか。
保育課長
今年度の業務改善の成果を来年度から区立保育園全園で本格実施し、まず円滑な運用を支援します。実施後に現場から改善要望があれば、勤務表作成の効率化に加え、職員と相談しながら事務改善を進めます。
一部の区が再任用職員や会計年度任用職員などを事務職員として配置していることは確認しています。ただし、1人が2園を隔週で担当する区や、複数園分を本庁で処理する区など、業務と勤務形態は異なります。区も一部事務を本庁で担う支援を進めています。他区の状況を把握し、事務運用の見直しやシステム活用を検討して、保育に注力できる環境と働き方を改善します。
川上こういち議員
保育に注力できる環境をつくるためにも、事務職員の配置が必要です。
