2026.3.12 提出@令和8年3月 予算特別委員会
共同養育で子どもの権利を守れますか
佐藤美樹議員が「共同養育で子どもの権利を守れますか」について質問しました。
佐藤美樹議員
来月、親権に関する改正民法が施行されます。共同親権を子ども自身の権利として理解し、親の離婚や別居について意見を言える場と相手が必要です。日本弁護士連合会の子ども手続代理人制度は調停中だけが対象で、初対面の大人へ気持ちを話す難しさもあります。日頃から子どもに関わる区が、この役割を担えませんか。
子ども家庭課長
子どもの手続代理人は、家庭裁判所の調停や審判に参加する子どもの意見表明を助け、最善の利益を実現する活動です。父母が子どもの気持ちを聴き、養育費や親子交流を決めることは重要です。区はリーフレット、養育費相談会、離婚を考える人向け講座、ホームページで法改正と子ども権利条例を案内しています。子どもにも分かりやすい普及啓発を、条例と関連づけ、他自治体も参考に検討します。
佐藤美樹議員
法改正が、子どもの権利をさらに広げるものになってほしいと考えます。保育園、幼稚園、おでかけひろばなど、子どもと接する現場が声を拾って支援へつなげる余地があります。区全体で取り組む考えを教えてください。
子ども・若者部長
ひとり親家庭の事業や窓口を担う所管課の連絡会と庁内研修で、改正内容や国の動きを共有し、横断的な連携を進めています。保育園、幼稚園、おでかけひろばにも情報を伝えています。法改正が子どもの最善の利益を守るためのものだと関係者が理解し、子どもの声を拾う意識を高められるよう、庁内と関係機関が一体で取り組みます。
佐藤美樹議員
進めてください。
佐藤美樹議員
離れて暮らす親と子どもの親子交流に、公益社団法人家庭問題情報センター、FPICの仲介を頼むと3時間で2万円前後かかり、月1、2回でも別居親の負担になります。品川区や文京区は1回1万円ほどを補助しています。共同養育と親子交流を進めるため、世田谷区も仲介費用を助成してはいかがですか。
子ども家庭課長
親子交流は、子どもが両親から愛され大切にされていると感じ、離れて暮らす親が子どもを支えたいと思い続けるためにも重要です。区の講座では、子どもの気持ち、親子交流、養育費など離婚時に決める事項を伝え、ホームページで東京都ひとり親家庭支援センターはあとや法律相談を案内しています。今年度から、はあとの親子交流支援事業は所得制限がなくなり、希望者は誰でも利用できます。引き続き案内し、他自治体の実績と4月施行の改正法による相談傾向を踏まえ、支援の在り方を検討します。
佐藤美樹議員
進めてください。
