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議員の質問

子育てに関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

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議員、会派の意見

たかじょう訓子議員15 / 18

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2026.3.12 提出@令和8年3月 予算特別委員会

待機児を減らす保育構造に変えますか

いたいひとし議員が「待機児を減らす保育構造に変えますか」について質問しました。

いたいひとし議員
待機児対策は場当たり的で、供給構造自体を変える必要があります。第一に、0歳から5歳まで通える園を計画的に整備すべきです。小規模園では3歳時に転園する「3歳の壁」が残ります。女性の就業、育休、人口移動も需要へ影響し、用地取得から開設には数年かかります。需要が現れてからでは遅いため、5歳まで通える園を最優先にしませんか。
保育課長
令和11年度までの需要と定員を計画していますが、この4月の申込増加に対し、一、二歳児向け施設を令和9年4月と令和10年4月の開設へ前倒しします。三歳以降は全体では定員が需要を上回る見込みで、既存施設で確保することが原則です。ただし地域によって入園が厳しいため、周辺園や幼稚園の預かり保育に与える影響が少ない場合は、最小限の定員で5歳まで受け入れる施設も整備します。令和11年4月以降は、施設、申込み、人口の動向と整備期間を踏まえ、適切な時期に決めます。
いたいひとし議員
出生数が減っても女性の就業率が上がり、待機児問題はさらに10年続くと考えます。第二に、一歳児は入園が最も難しく、二歳児も厳しい状況です。一、二歳児に特化した園や、定員を柔軟に増やす園へ、区独自の加算支援を設けて受皿を広げませんか。
保育課長
この4月は特に一歳児の申込者が前年より330人増えました。施設整備の前倒しに加え、既存園へ一、二歳児の定員弾力化と定期利用保育を要請し、弾力化した枠が欠員になった場合の補助を令和8年度から始めます。公定価格には必要な人件費を反映していますが、各園の経営を把握し、定員確保に必要な支援を検討します。
いたいひとし議員
第三に、将来需要や定員調整が不透明では民間が長期投資できず、参入控えや撤退につながります。私立認可園から定員を満たす方針を示し、需要が減れば区立園を統廃合して調整役にするなど、民間が安心して参入できる制度にすべきではありませんか。
保育課長
区立園は保育の質向上と子どものセーフティーネットを担い、緊急保育、在宅子育て支援、災害時の近隣園支援も行います。需要増には定員弾力化や定期利用保育で対応し、今年度から0歳児枠の一部を10月入園へ振り向けました。保護者が内容や通園負担で園を選ぶため、私立を優先する入園調整は困難です。一方、私立園が安定運営できるよう、欠員状況に応じて区立園の定員弾力化を解消するなど、区立園が区全体の需要調整を率先して担います。
いたいひとし議員
区立保育園が機動的に、様々な需要を把握してください。

2026.3.12 提出@令和8年3月 予算特別委員会

貧困の子どもを自立まで支えますか

たかじょう訓子議員が「貧困の子どもを自立まで支えますか」について質問しました。

たかじょう訓子議員
家庭の経済状況による教育格差が将来の進路や所得へ影響し、貧困が次世代へ続くことを防ぐ必要があります。「まいぷれいす」は複合的な困難を抱える中学生へ居場所、学習、生活の支援を行い、中学卒業後も現在40人を支えています。卒業後はどのように関わっていますか。
子ども家庭課長
高校中退の防止と家庭の見守りのため、高校卒業までアフターケアを行います。子どもと保護者への定期連絡、高校生向けイベント、調理ボランティア、官民の支援情報の提供を行い、必要なら高校と連携して登校や転学も支えます。 一部の子どもは、高校生向け学習支援「まなラボ」や青少年交流センターへつながっています。アルバイト、部活動、通学で時間が限られるため、地域資源と関係機関を使い、義務教育後も切れ目なく支援します。
たかじょう訓子議員
支援を引き続きお願いします。
たかじょう訓子議員
生活困窮世帯の高校生などを支える「まなラボ」は学習や進路相談を行い、今年度は利用者の9割が大学や高校への進学を決めたと聞きます。進学後も学習や生活の困難が続く場合があります。状況把握や相談など、卒業後の支援をどう考えますか。
子ども家庭課長
まなラボは令和7年6月から区内3か所で行っています。今年度登録した25人のうち、高校を卒業する4人全員の大学進学が決まりました。卒業後の支援も必要だと認識しています。若者支援と国・民間の給付型奨学金を案内し、大学進学後も定期的に連絡して状況を確認し、必要なら相談や関係機関へつなぎます。
たかじょう訓子議員
まいぷれいすとまなラボのアフターケアを含め、子どもへの伴走支援を今後どう充実させますか。
子ども家庭課長
妊娠・出産期から、子どもが卒業、就職して社会的に自立するまで、権利を保障する切れ目のない貧困対策が必要です。生活に困る子どもと保護者が孤立せず、情報と支援へつながる体制を強めます。 支援者が家庭へ出向くアウトリーチや、情報を直接届けるプッシュ型支援を行います。要保護児童支援協議会、子ども・若者支援協議会、重層的支援会議なども使い、顔の見える支援体制を強化します。
たかじょう訓子議員
まなラボを利用する住民税非課税世帯にも、給付型奨学金を広げてほしいと考えます。ただし時間がないため、本日は質問せず次の機会にします。子どもへの支援を拡充してください。

2026.3.12 提出@令和8年3月 予算特別委員会

保育需要を地域別に予測できますか

中山みずほ議員が「保育需要を地域別に予測できますか」について質問しました。

中山みずほ議員
令和8年4月入園の一次申込は過去最多の6,741人で、前年より547人、8.8%増えました。非内定は2,719人で、1歳児だけで1,326人です。両親がフルタイムで育休明けなど利用調整指数105の家庭も約2,500人、全体の3割以上で、前年より約300人増えました。東京都の第一子保育料無償化を受け、区はどのような対策をしましたか。
保育課長
令和7年7月の整備方針で、第一子無償化は需要を増やすと想定しましたが、正確な推計は難しいとしました。推計を超える増加にも対応するため、令和11年4月時点で1、2歳児の需要見込みより3%以上多い定員を確保する取組を進めています。
中山みずほ議員
第一子無償化は、既に上の子が入園していることが多い第二子無償化と違い、潜在需要を大きく表面化させます。0歳から2歳の第一子保育料は所得に応じて月最大7、8万円だったため、無償化の影響は予測できたはずです。東京都の発表から1年2か月あり、対策が足りなかったと考えます。現在の需要推計にはどのような課題がありますか。
保育課長
人口推移と、人口に占める利用希望の割合で地域別需要を計算しています。過去の利用状況と令和4年度の需要調査から利用希望が高まると想定しましたが、第一子無償化のような制度・政策変更を織り込むのは難しいと認識しています。 0、1歳人口は全区では推計に近い一方、玉川地域は推計より多く、母数が小さい地域別では推計どおりにならないことも課題です。
中山みずほ議員
区は共働きでない1歳児世帯などの潜在需要を3分の2へ割り引き、区内全域へ一律適用しています。固定係数では地域差や第一子無償化による変化を捉えられません。なぜ一律で、今後見直しませんか。
保育課長
需要調査で1歳児と2歳児の利用希望率に大きな差があり、保育対象外の世帯の希望も潜在需要に含めたため、子ども・子育て会議の意見を聴いて1歳児を3分の2に調整しました。 地域別では回答数がさらに少なく、実態とのずれが大きくなる懸念から一律としました。その後、令和7年4月入園の状況を反映して需要を見直すなど、実態に沿う再推計に努めています。
中山みずほ議員
玉川地域は前年より申込が264人増え、砧地域は39人減りました。神戸市は中学校区ごとのデータを集め、実績を毎年更新し、政策変化へ対応しています。DXも活用し、地域差と第一子無償化の影響を反映する需要予測へ見直してください。必要度が高いのに入れない家庭や、制度に合わせて0歳から預ける家庭の声へ応えてください。

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