2026.3.12 提出@令和8年3月 予算特別委員会
待機児を減らす保育構造に変えますか
いたいひとし議員が「待機児を減らす保育構造に変えますか」について質問しました。
いたいひとし議員
待機児対策は場当たり的で、供給構造自体を変える必要があります。第一に、0歳から5歳まで通える園を計画的に整備すべきです。小規模園では3歳時に転園する「3歳の壁」が残ります。女性の就業、育休、人口移動も需要へ影響し、用地取得から開設には数年かかります。需要が現れてからでは遅いため、5歳まで通える園を最優先にしませんか。
保育課長
令和11年度までの需要と定員を計画していますが、この4月の申込増加に対し、一、二歳児向け施設を令和9年4月と令和10年4月の開設へ前倒しします。三歳以降は全体では定員が需要を上回る見込みで、既存施設で確保することが原則です。ただし地域によって入園が厳しいため、周辺園や幼稚園の預かり保育に与える影響が少ない場合は、最小限の定員で5歳まで受け入れる施設も整備します。令和11年4月以降は、施設、申込み、人口の動向と整備期間を踏まえ、適切な時期に決めます。
いたいひとし議員
出生数が減っても女性の就業率が上がり、待機児問題はさらに10年続くと考えます。第二に、一歳児は入園が最も難しく、二歳児も厳しい状況です。一、二歳児に特化した園や、定員を柔軟に増やす園へ、区独自の加算支援を設けて受皿を広げませんか。
保育課長
この4月は特に一歳児の申込者が前年より330人増えました。施設整備の前倒しに加え、既存園へ一、二歳児の定員弾力化と定期利用保育を要請し、弾力化した枠が欠員になった場合の補助を令和8年度から始めます。公定価格には必要な人件費を反映していますが、各園の経営を把握し、定員確保に必要な支援を検討します。
いたいひとし議員
第三に、将来需要や定員調整が不透明では民間が長期投資できず、参入控えや撤退につながります。私立認可園から定員を満たす方針を示し、需要が減れば区立園を統廃合して調整役にするなど、民間が安心して参入できる制度にすべきではありませんか。
保育課長
区立園は保育の質向上と子どものセーフティーネットを担い、緊急保育、在宅子育て支援、災害時の近隣園支援も行います。需要増には定員弾力化や定期利用保育で対応し、今年度から0歳児枠の一部を10月入園へ振り向けました。保護者が内容や通園負担で園を選ぶため、私立を優先する入園調整は困難です。一方、私立園が安定運営できるよう、欠員状況に応じて区立園の定員弾力化を解消するなど、区立園が区全体の需要調整を率先して担います。
いたいひとし議員
区立保育園が機動的に、様々な需要を把握してください。
