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議員の質問

防災に関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

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議員、会派の意見

坂本みえこ議員7 / 19

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2026.3.16 提出@令和8年3月 予算特別委員会

危険空き家へ早期対応できますか

津上仁志議員が「危険空き家へ早期対応できますか」について質問しました。

津上仁志議員
壁や屋根が崩れかけた空き家について、近隣は数十年前から空き家と認識し、2025年9月に通報していました。しかし、地域振興課が所有者へ文書を送った後、建築安全課は対応済みと判断して居住実態や特定空家の調査をせず、危険な状態が残りました。保育園に近い歩道の安全を早急にどう確保しますか。
建築安全課長
外部専門家による世田谷区空家等対策審査会の意見を聞き、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づいて所有者等へ必要な対応を進めます。交渉と並行し、状況によっては行政処分も見据えて早期解決を目指します。
津上仁志議員
一刻も早く危険を解消してください。
津上仁志議員
現場確認の遅れには、技術職を含む職員不足も影響したのではありませんか。道路巡回をAIと外部委託で効率化したように、経過観察が必要な空き家の確認も外部へ委託しませんか。
建築安全課長
法改正で管理不全空家等が加わり、業務量が増え、所有者交渉も複雑化しています。職員数は十分とは言えませんが、課内で協力し、現場調査を続けています。職員が担う作業と民間連携が可能な作業を整理し、外部委託も含め、より効果的で効率的な対策を検討します。
津上仁志議員
対応の遅れで危険を放置しないよう、外部委託を進めてください。空き家になる前に終活相談へつなぐことも含め、体制を強化してください。

2026.3.16 提出@令和8年3月 予算特別委員会

危険擁壁の改修支援を拡充しますか

坂本みえこ議員が「危険擁壁の改修支援を拡充しますか」について質問しました。

坂本みえこ議員
擁壁改修等補助金は8年間利用実績がありません。補助分を区から施工者へ直接払う委任払いは要綱にあるのに、ホームページやパンフレットで案内されていません。利用者がいったん全額を用意せずに済む制度として、すぐ周知を改善しませんか。
市街地整備課長
擁壁改修等補助金は2019年4月に創設し、公道に面する高さ2メートル超の崖・擁壁の新設や造り替えを対象としています。工事完了後、申請者から完了届と委任状を受け取れば、補助金を施工業者へ直接支払えます。制度を分かりやすく知らせるため、パンフレットへの掲載を検討するなど周知を工夫します。
坂本みえこ議員
台東区は工事費の30%・上限100万円、北区は3分の1・上限400万円で、危険度に応じ2分の1・上限1,000万円、特別警戒区域は上限600万円です。品川区は2分の1・上限600万円、警戒区域は2,000万円、板橋区は5割・上限700万円、港区は3分の2・上限1,200万円、警戒・特別警戒区域は5,000万円、新宿区は3分の2・上限1,500万円、警戒区域は3,500万円です。区の3分の1・上限300万円で改修へ踏み切れるのか、妥当性をどう考えますか。
市街地整備課長
制度創設時に区内の平均的な擁壁規模と造り替え費用を算出し、3分の1・上限300万円としました。利用がない背景には所有者負担の大きさや敷地条件があると考えています。現在改定中の世田谷区がけ・擁壁等防災対策方針で、他自治体の事例も踏まえ、支援拡充を検討します。
坂本みえこ議員
昨年の現地調査では、大部分が10年前の調査時から更新されず、健全度が低いか中程度のものが調査対象の4分の1、特に危険なものが10件ありました。杉並区では、1984年の調査以降、毎年の現地調査や所有者への接触・改善指導、亀裂のモルタル補修を重ねても抜本的な安全対策が行われず、所有者が工事を決めた矢先に擁壁事故が起きました。注意喚起だけで終わらせず、相談につなぎ、費用や敷地条件の障壁を取り除く実効的な支援へ早急に改めてください。

2026.3.16 提出@令和8年3月 予算特別委員会

豪雨の浸水被害を減らせますか

川上こういち議員が「豪雨の浸水被害を減らせますか」について質問しました。

川上こういち議員
気候変動で豪雨が激しく頻繁になり、昨年7月と9月には尾山台、奥沢、下馬などで深刻な浸水被害が起きました。東京都下水道事業経営計画2026案では、浸水対策の重点地区67地区のうち、区内の代沢、八幡山、南烏山が選ばれています。なぜこの3地区が選ばれたのですか。
豪雨対策・下水道整備課長
東京都は、15年間の「下水道浸水対策計画2022」で、1時間75ミリの雨に対応する重点地区を10地区追加し、区内では代沢、八幡山、南烏山を選びました。経営計画2026案にも記載されています。 過去の浸水記録に加え、事前防災の観点から流出解析シミュレーションでリスクと優先度を評価しています。3地区はいずれも浸水履歴があり、主に下水道幹線沿いの低地で床上相当の浸水がまとまって発生すると予測されたためです。
川上こういち議員
区内には、事業中の弦巻の蛇崩川増強幹線と深沢の呑川増強幹線のほか、奥沢の九品仏増強幹線、野毛の下野毛雨水幹線流域の増強施設があります。東京都が今後行う対策を区は把握していますか。
豪雨対策・下水道整備課長
蛇崩川増強幹線と呑川増強幹線では、既設幹線沿いに1時間75ミリ対応の増強幹線を整備中です。経営計画2026案の重点地区対策には、増強幹線だけでなく、貯留施設や主要枝線の整備も含まれます。 九品仏増強幹線は検討中で、下野毛雨水幹線流域の増強施設は新規着手予定です。代沢、八幡山、南烏山については、今後、下水道局から順次情報提供や相談があると考えています。
川上こういち議員
豪雨が毎年起きる中、検討段階の施設が多いことにもどかしさがあります。1時間75ミリ対応の早期整備と、それを超える大雨への増強計画を東京都へ強く求め、九品仏と下野毛に一刻も早く着手するよう要望してください。区は重点地区でどのような浸水対策を行う予定ですか。
豪雨対策・下水道整備課長
幹線などの基幹施設には立て坑用地が必要ですが、区部には未利用地が少なく、確保が困難です。東京都は、公園やまちづくり用地など公共用地の一時利用を地元区と連携して進めます。区も庁内調整を行い、下水道局と連携・協力します。 短時間に大量の雨水が下水道へ流れ込むのを抑える流域対策では、グリーンインフラの観点を含めて助成の拡充を検討し、引き続き取り組みます。
川上こういち議員
被災した店舗や住民から、再び浸水することへの不安を聞いています。東京都との連携と要望をこれまで以上に強めてください。 区の豪雨対策行動計画は、グリーンインフラの効果を数値化し、雨水流出抑制施設技術指針へ反映する検討を掲げています。浸透量の定量化はどこまで進みましたか。
豪雨対策・下水道整備課長
令和6年3月に世田谷区雨水流出抑制施設技術指針を改定し、緑溝、雨庭、雨花壇を新たな浸透施設に加えました。雨水貯留浸透技術協会の協力を得て、既存施設の算定方法を使い、浸透量を計算できる形状・構造の雨庭を掲載しました。 今後、研究が進み、新しい計算方法が確立された場合は、技術指針の改定を検討します。
川上こういち議員
研究や調査方法の進歩に応じて定量化を更新し、今後の豪雨対策に生かしてください。

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