2026.3.18 提出@令和8年3月 予算特別委員会
標準服は本当に自由に選べますか
上川あや議員が「標準服は本当に自由に選べますか」について質問しました。
上川あや議員
区立中学校の標準服は、学校が勧める服装ですが、着用は義務ではないと説明されてきました。全ての区立中学校でこの考えに変わりはなく、着ない生徒も学校生活で不利益を受けないと考えてよいですか。
副参事
標準服は学校が勧める服装ですが、着用を義務づけていません。着ないことを理由に不利益を受けないよう、学校は一人一人の状況に応じて丁寧に対応していると認識しています。この考えが生徒と保護者へ適切に伝わるよう、必要に応じて学校と情報を共有します。
上川あや議員
制服、体操服、上履きなどを入学時にそろえると10万円を超え、成長による買替えで負担がさらに増えるとの要望書が出ています。実際の金額を教えてください。
学務課長
標準服は上着、夏冬用ボトムス、ワイシャツ、ネクタイまたはリボンを含めて平均約6万6,000円です。体育着はジャージとシューズを含めて平均約2万4,000円で、合計約9万円です。予備のワイシャツや体育着など、購入数によっては10万円を超える場合もあります。
上川あや議員
標準服は義務ではなく、体育着や上履きも学校指定品以外の市販品を使えると、区教育委員会が保護者へ回答したと確認しました。この説明に誤りはありませんか。
副参事
誤りはありません。
上川あや議員
指定品を買わなければ通学できないとの受け止めが広がっています。標準服は任意で、体育着や上履きも市販品を使えることを学校で徹底し、生徒と保護者へ分かりやすく知らせませんか。
副参事
標準服は生徒と保護者が選ぶもので、購入も着用も強制ではなく、選択肢の一つです。一方、経済面や利便性を理由に設定している面もあるため、利点も丁寧に説明します。体育着や上履きに市販品を使えることも説明するよう、学校を指導します。
上川あや議員
標準服以外を希望する理由を毎回尋ねれば、傷や身体への悩み、性別への違和感、家族の宗教など、センシティブな情報の開示を迫ることになりかねません。理由を問わず別の服装を選べるよう、学校を指導すべきではありませんか。
副参事
学校生活に支障が出ないよう、必要な配慮を確認する場合はありますが、センシティブな情報の提供を求めたり、特別な理由がなければ標準服以外を認めなかったりする考えはありません。確認が過度にならないよう各校を指導します。
上川あや議員
桜丘中学校では購入を任意とし、式典では場面に合う服装を選ぶなど柔軟に運用しています。式典や校外活動にふさわしい服装と態度を学ぶことも大切です。標準服の任意性を、教育活動を豊かにする機会として生かせませんか。
副参事
場面に応じた装いを判断し、適切に振る舞う力は、社会で活躍するために大切です。任意性を強調することで判断力を育てる機会が広がる一方、標準服には経済面や利便性の利点もあります。地域の実情、教育目標、保護者の意向を踏まえ、生徒会や学校運営協議会で議論し、各校に適した取組が進むよう支援します。
