2026.3.18 提出@令和8年3月 予算特別委員会
北沢学園で社会的自立を支えますか
河野俊弘議員が「北沢学園で社会的自立を支えますか」について質問しました。
河野俊弘議員
令和8年4月に開校する学びの多様化学校・北沢学園中学校について、対象、定員、開校時の在籍状況、中学校の学びの場としての位置づけを伺います。併設するほっとスクール北沢、子どもの居場所きたっこと連携した小学生支援や、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの体制はどうなりますか。
教育相談課長
不登校または不登校傾向の中学生が対象で、定員は各学年20人です。開校時は各学年10人程度、計32人で始めます。ほっとスクール北沢、きたっこと運動会や文化祭などを合同で行う計画で、小学生の居場所としての機能も確保します。スクールカウンセラーは常駐し、生徒の状態に合わせて支援します。スクールソーシャルワーカーは、支援が必要になった場合に派遣を検討します。
河野俊弘議員
スクールカウンセラーの常駐を評価します。場所を提供するだけにせず、在籍による生徒の変化を把握する仕組みも必要です。定員は各学年20人で、開校時は計32人とのことですが、その後の入学希望にも随時対応しますか。
教育相談課長
開校時に定員を全て埋めると後からの入学希望に応えられないため、人数をある程度抑えました。連休明け以降に、2学期からの入学者を改めて募集する考えです。
河野俊弘議員
学びの多様化学校は、全ての子どもの居場所と学びを保障し、社会的自立へつなげることが目的です。卒業後の進路支援をどう設計し、キャリア教育で社会的自立へ向かう力をどう育てますか。卒業後も支援が途切れない仕組みはあるのか、区はどこまで関わり続けますか。
教育相談課長
先行する世田谷中学校分教室ねいろの卒業生は、探究的な学びを通じて将来像を考え、希望する全日制、定時制、通信制の高校などへ進んでいます。北沢学園でもその実践を生かし、特別な教育課程と新教科「キャリア・デザイン科」を設けます。生徒が学校行事や異学年交流を企画し、学習環境や学校のルールを見直す活動を通じ、自己理解、他者理解、コミュニケーション力、主体性、自己決定力などを育てます。
河野俊弘議員
キャリア・デザイン科は社会的自立に向き合う取組だと受け止めます。ねいろの進路実績を継承・発展させ、北沢学園卒業後の成果も把握し、追跡してください。福祉と教育の縦割りを越え、乳幼児期から学齢期、学校から社会まで一貫した支援の流れを区が率先して設計し、「検討する」「支援する」の先で子どもの姿が変わる仕組みにしてください。
