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議員の質問

環境問題に関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

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議員、会派の意見

羽田圭二議員7 / 14

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2026.3.16 提出@令和8年3月 予算特別委員会

公園の倒木事故を防げますか

川上こういち議員が「公園の倒木事故を防げますか」について質問しました。

川上こういち議員
3月7日と8日、砧公園で倒木が相次ぎました。7日は高さ10メートル超の桜が倒れ、70代女性が下敷きとなって軽傷を負いました。8日は高さ約25メートルのヒマラヤスギが根元から倒れ、駐車中の車2台と接触しました。樹木医は、根の腐朽に、枝葉の重量や風の力が重なった可能性を指摘しています。 砧公園は毎日の目視巡回と年4回の有資格者点検を行っていました。区立の成城みつ池北緑地や岡本緑地でも、倒木が隣家の屋根を損傷しています。区は公園樹木の安全をどのように管理していますか。
公園緑地課長
区立公園の樹木と街路樹は、現場へ行く職員と定期作業を行う事業者が目視で確認しています。健全度、枯れ枝、キノコなどの腐朽菌、支柱の状態も点検します。異常が疑われる樹木は、必要に応じて樹木医が専用機器で精密診断し、結果を基に枝を軽くする剪定や植替えを行います。 他自治体を含めて事故が起きた場合は、原因と現場の情報を集め、5地域の公園管理事務所と関係部署へ共有し、危険性が高まる前に類似事例へ対応します。都立の砧公園も区職員が現地確認し、管理事務所などへ情報を共有して、改めて注意するよう指示しました。
川上こういち議員
等々力渓谷では、令和5年7月にナラ枯れした高さ約20メートルのシラカシが倒れました。安全確保のため園内の大部分を閉鎖し、樹木医の診断、剪定、伐採を進め、3月下旬の全面開放を予定しています。その間、渓谷の魅力を十分に楽しめませんでした。子どもから高齢者までが安全に安心して公園を使えるよう、樹木の安全管理を着実に続けてください。

2026.3.16 提出@令和8年3月 予算特別委員会

等々力渓谷を安全に再開できますか

羽田圭二議員が「等々力渓谷を安全に再開できますか」について質問しました。

羽田圭二議員
等々力渓谷は長く大部分が閉鎖されてきました。倒れそうな木の除去、滑りやすい湧水付近を含む遊歩道の安全確保など、現在の整備状況と再開の見通しを教えてください。
公園緑地課長
令和5年7月の倒木後、川沿いの園路を含む大部分を閉鎖しました。危険な木と枯れ枝を除き、自然素材の土留めや石組みによる湧水の流れの再生など、専門家と樹林を健全にする取組を進めました。令和6年6月から7年12月末までのふるさと納税は、目標を大きく超える約5,000万円となりました。安全の見通しが立ち、令和8年3月下旬に再開する予定です。再開後も樹林管理と土中環境の改善を続けます。
羽田圭二議員
区内外から多くの人が訪れる場所です。自然環境の保全を続けてください。谷沢川や丸子川、とりわけ等々力不動尊の不動の滝より下流の水害対策も、東京都と連携して進めてください。

2026.3.16 提出@令和8年3月 予算特別委員会

緑を暑さ対策に生かしますか

おのみずき議員が「緑を暑さ対策に生かしますか」について質問しました。

おのみずき議員
みどりの基本計画の改定資料では、全区的なデータ分析から、緑による暑さの緩和効果が明確に示されました。気候変動の影響が深刻になる中、暑熱対策として緑の価値をどう捉え、計画改定へ反映しますか。
みどり政策課長
都市の緑は、木陰による熱環境の緩和、雨水浸透による都市型水害の防止など、多面的な機能を持つ重要な社会基盤です。緑被と地表面温度の分布を比較すると、公園などまとまった緑がある場所はクールスポットになっていました。 令和7年度の事前アンケートでは、関心の高い緑の効果として、9割弱が「涼しい木陰を提供する」、8割弱が「空気をきれいにし、気温・湿度を調整する」を選びました。夏の暑さが厳しくなり、区民の期待も高まっています。気候変動への適応という観点から緑の重要性を十分考慮し、計画改定を検討します。

同じ議員の別の質問

2026.3.10 提出@令和8年3月 予算特別委員会

気候変動から区内農業を守れますか

おのみずき議員が「気候変動から区内農業を守れますか」について質問しました。

おのみずき議員
環境省の第三次気候変動影響評価報告書では、農業分野の全項目で重大な影響が認められ、高温による生育不良や病害の拡大による収穫量減少が予測されています。世田谷でも、2年前の猛暑で地場野菜の大蔵大根が大幅に減りました。区内農業への影響を確認するため、「せたがやそだち」の直近3年間の生産量がどう変化したか示してください。
都市農業課長
農業委員会の農家基本調査では、令和5年から7年まで「せたがやそだち」の総収穫量が3年連続で減少しました。令和5年の713トンから令和7年には673トンとなり、40トン、約6%の減少です。 特に変動したのはトマト、キュウリ、サツマイモ、ジャガイモです。野菜全体で減った40トンのうち、この4品目で21トンと約半分を占めました。作付面積の減少に加え、近年の猛暑、病害虫が発生する時期の変化、季節外れの高温など、複数の要因があると考えています。
おのみずき議員
気候変動の影響が区内でも現れ始めています。生産者はどのように適応しているのか、大蔵大根の例を教えてください。
都市農業課長
大蔵大根について、各JAを通じて専用の野菜袋やのぼり旗を提供し、リーフレットで周知しています。約30人の生産者には毎年、収穫本数、販売価格、生育状況などのアンケートを行っています。 令和6年の収穫量は4,061本、8,672キログラムでした。令和7年は5,940本、15,235キログラムで、生産者の努力と工夫により増えました。令和7年夏は記録的な長期間の猛暑でしたが、前年に発芽不良などを経験した生産者が、種まきを8月から9月下旬へずらし、マルチシートを使い、暑さに強い品種を研究、栽培しました。その結果、前年より作柄がよくなったと推測しています。東京都農業振興事務所区部農業改良普及センター城南分室による栽培指導や暑熱対策講座の効果も大きいと認識しています。
おのみずき議員
生産者の努力には頭が下がりますが、適応策の多くが現場の自発的な取組に委ねられ、区の対策が遅れていないでしょうか。令和8年度予算案で暑熱対策費全体に過去最大の約26億7,000万円を計上し、認定・認証農業者などへの暑熱対策用品の購入支援を盛り込んだことは前進です。しかし、農家の生計への影響を考えると、設備補助を超える支援が必要です。 ほかの自治体では、高温に強い品種や技術の開発、栽培技術の普及、新たな品目への転換も進めています。将来の影響予測も踏まえ、適応技術の導入や高温に強い品種の開発に取り組む生産者への支援を強化すべきではありませんか。
都市農業課長
環境省の報告書では、葉物野菜の高温による生育障害、トマトなどの肥大や収穫量への影響、一部の根菜類で栽培時期の調整が難しくなることなど、深刻な将来予測が示されています。 農業者のグループが自主研究として暑熱対策に取り組み、暑さに強い青パパイヤやドラゴンフルーツなどの栽培、品種研究に挑戦していることも把握しています。こうした取組を「せたがやそだち」の生産支援につなげられないか、JA、農業者、東京都農業振興事務所区部農業改良普及センターなどと情報や意見を交換し、今後の気候変動予測も踏まえた取組を検討します。

同じ議員の別の質問

2026.3.6 提出@令和8年3月 予算特別委員会

弦巻中の樹木をもっと残せますか

おのみずき議員が「弦巻中の樹木をもっと残せますか」について質問しました。

おのみずき議員
弦巻中学校の改築工事は先月始まり、来年度にかけて解体、建築、改修を行う予定です。地域から既存樹木の保存と活用を求める声がありますが、142本のうち、校舎北側の比較的大きな桜を含む約6割、85本が伐採予定です。 樹木の状態、移植後の手入れ、施工上の事情から、全てを移植することが難しいのは理解します。一方、弦巻中の基本設計は、子ども、保護者、地域住民の参加機会を必須とする学校改築ガイドラインができる前でした。地域の思いをより丁寧にくみ、区が掲げる「みどり33」のためにも、可能な限り樹木を残せませんか。伐採する樹木も、挿し木、接ぎ木、木材利用などで生かせませんか。
施設営繕第二課長
校舎の改築に伴い、敷地周囲の道路境界線から2メートルの範囲を歩道状の空地として整備します。既存樹木の移植、伐採、残置と、新たな植樹を考慮した緑化計画です。 樹木の命をつなぐには、できるだけ移植することが望ましいと考えています。一方、移植後に定着せず倒木する危険や、仮の移植先を確保することで学校運営や工事の場所が狭くなる課題があります。樹木医の診断で移植、伐採、残置を分け、移植可能でも外構解体で根鉢などを損傷する可能性が高い樹木は伐採します。 樹木医が移植可能と判断したものの、施工上の理由で移植が難しい樹木は、施工方法を改めて検討し、移植の可能性を探ります。

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