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議員の質問

福祉に関する議員の発言

世田谷区議会で予算について行われた質問をまとめています。質問は、区の予算配分や執行そのものを示すものではありません。

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議員、会派の意見

オルズグル議員17 / 31

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2026.3.12 提出@令和8年3月 予算特別委員会

ひきこもりの実態を大規模調査しますか

たかじょう訓子議員が「ひきこもりの実態を大規模調査しますか」について質問しました。

たかじょう訓子議員
ひきこもりの家族は、本人にどう接し、どこへ相談すればよいか分からず、長期化して先が見えない不安を抱えています。早期に支援へつなぐため、家族会のチラシを公共施設に置き、他区の例も参考に区のリーフレットを分かりやすく改善しませんか。
生活福祉課長
区は平成26年度にメルクマールせたがやと子ども・若者支援協議会を設け、令和4年度にはひきこもり相談窓口リンクと重層的支援協議会を設けて、若者以外にも対象を広げました。リンクの令和6年度事業報告では、ひきこもりが10年、20年以上に及ぶ人も一定数おり、家族だけで抱えて支援につながらないほど相談支援も長期化する傾向があります。 早期相談の重要性、相談先、支援の見通しを広く分かりやすく伝える必要があります。関係機関での情報提供、家族会・当事者会との連携、他自治体や学識経験者の意見を生かし、広報紙とホームページも工夫して相談体制を強めます。
たかじょう訓子議員
ひきこもり支援協議会を設けてほしいという要望が出ています。現在、協議会がないのは事実ですか。なぜですか。
保健福祉政策課長
令和4年度から重層的支援協議会を置き、個別ケースの支援会議、ひきこもり就労支援部会、8050支援部会で課題整理と多機関連携を進めました。今年度は就労支援連絡会、ひきこもり支援連絡会として支援団体や関係機関が協議しています。 令和6年度に重層的支援体制整備事業を全区展開したため、協議会の対象をひきこもりだけでなく、多機関連携が必要な地域課題へ広げました。一方、会議が多く負担だとの意見もあり、運営方法と構成員を見直しています。全職員研修や、地域保健福祉審議会の全区版地域ケア会議も活用し、当事者と家族の意見を施策へ反映します。
たかじょう訓子議員
行政だけでなく、学識経験者、支援団体、関係機関が実態と課題を共有し、政策の方向性を考える場が必要です。ひきこもり支援連絡会には学識経験者がいません。学識を含めた協議を政策へ反映する仕組みはどうなっていますか。
保健福祉政策課長
全区版地域ケア会議には学識経験者6人がおり、令和2年度から4年度までの3年間、8050問題とひきこもりを議論しました。その結果、令和4年4月のひきこもり相談窓口リンク開設につながりました。
たかじょう訓子議員
重層的支援は、高齢、障害、子ども、生活困窮などを横断する重要な仕組みですが、区民からは、ひきこもり政策が見えにくくなります。江戸川区は重層的支援に加えて専用の協議会、実態調査、条例により、政策課題として明確に位置づけています。 江戸川区の2021年度調査は、約35万世帯のうち18万世帯を対象とし、10万世帯から回答を得て、7,604世帯に7,919人の当事者がいると把握しました。不登校の児童生徒1,113人と既に支援中の64人を加えると9,096人、区民76人に1人、1.32%です。内閣府の推計1%から2%を当てはめれば、世田谷区には9,000人から1万8,000人いる可能性があります。江戸川区並みの大規模調査を行い、孤独・孤立対策推進法も踏まえて、孤独・孤立を区の政策課題に明確に位置づけませんか。
生活福祉課長
区は早くから福祉型のひきこもり支援を進めており、孤独・孤立対策推進法はその実践を後押しするものと受け止めています。長期化と高齢化も認識し、基本計画に位置づけました。今後、孤独・孤立対策を重要な政策課題の一つとすることを検討し、関係部門が連携した切れ目のない支援を強めます。
たかじょう訓子議員
家族会や関係機関への聞き取りだけでは、9,000人から1万8,000人と見込まれる当事者に届きません。アンケート自体が支援につながる可能性もあります。子どもの貧困対策で大規模調査を政策に生かしたように、ひきこもりと孤独・孤立についても実態調査を行ってください。

2026.3.12 提出@令和8年3月 予算特別委員会

色で障害や病気への理解を広げますか

オルズグル議員が「色で障害や病気への理解を広げますか」について質問しました。

オルズグル議員
世界自閉症啓発デーの青、世界メンタルヘルスデーの緑、希少疾患デーの青・緑・ピンク、てんかん啓発パープルデーの紫、世界エイズデーの赤いリボンなど、色やシンボルで障害・疾病への理解を広げる活動があります。国籍や立場を問わず誰にでも起こり得る課題です。啓発日を整理して年間施策にし、公共施設や広報媒体で進めませんか。
保健福祉政策課長
色やシンボルを使う国際的な啓発は、障害や疾病への理解を広げる重要な取組です。今年度うめとぴあでは、乳がん月間にピンク、国際障害者デー週間に黄色、世界アルツハイマー月間にオレンジでライトアップを試行しました。令和8年度は他の障害・疾患のライトアップも増やし、様々な啓発日を整理、体系化します。他施設や広報媒体でも年間を通じた理解促進を充実できるか検討します。
オルズグル議員
ありがとうございます。

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2026.3.12 提出@令和8年3月 予算特別委員会

英語で区内の病院を探せますか

オルズグル議員が「英語で区内の病院を探せますか」について質問しました。

オルズグル議員
Googleで英語を話せる病院を英語で検索しても、世田谷区では民間サイトしか見つかりません。渋谷区では公式ホームページの緊急医療施設案内が表示されます。世田谷区も、外国人が検索で見つけられる医療案内を目指してください。

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2026.3.12 提出@令和8年3月 予算特別委員会

外国人の医療アクセスを強化しますか

オルズグル議員が「外国人の医療アクセスを強化しますか」について質問しました。

オルズグル議員
外国籍住民だけでなく、国際結婚世帯や海外にルーツを持つ子どものいる家庭が増える中、多文化医療は地域の基礎的な医療基盤です。言葉と制度理解の壁が重なると、症状を説明できない、受診先や保険制度が分からない、救急受診をためらう、出産や小児医療に不安を抱えるといった状況が生まれます。受診の遅れは重症化、救急搬送、医療費、地域医療の負担にも影響します。 都の「ひまわり」や国の医療情報ネットに加え、医療通訳、やさしい日本語、多言語の受診案内、救急時の意思疎通支援を使いやすく整える必要があります。母子健康手帳の多言語化や通訳など、妊娠から子育てまで切れ目なく支えることも重要です。外国人住民の医療アクセスをどう認識し、令和6年の質問後に何が進み、今後どのように強化しますか。
保健医療福祉推進課長
言語や制度への理解不足から受診をためらう外国人住民が一定数いることを課題と認識しています。多言語通訳を使う外国人相談でも、医療制度や受診の流れへの不安が確認されています。 医療機関の多言語対応は、都の医療機能情報提供制度「ひまわり」と国の全国統一システム「医療情報ネット」で案内しています。より分かりやすくなるよう、国と都へ利便性向上と周知を求めます。区内の夜間休日初期救急では、電話や映像で意思疎通を支える都の救急翻訳サービスを地区医師会へ知らせ、活用を促しています。 来年度作る外国人向け生活ガイドブックでは、医療制度と受診方法をやさしい日本語で整理します。休日などの診療案内パンフレットの英語版も発行準備中です。妊娠・出産・小児医療では、多言語版の母子健康手帳と多言語通訳による相談を提供し、関係所管が連携して支援につなげます。安心して医療を受けられる環境を目指します。

2026.3.12 提出@令和8年3月 予算特別委員会

介護スポットワークの効果を測りますか

河野俊弘議員が「介護スポットワークの効果を測りますか」について質問しました。

河野俊弘議員
介護現場の慢性的な人手不足に対し、仕事を一度体験する入り口を広げる介護事業者スポットワーク支援助成事業には期待しています。ただし、始めるだけでなく、実際の就労へ何人つながったか、現場の負担をどれだけ軽減したかを指標で測り、改善する必要があります。区はどのように効果を検証しますか。
高齢福祉課長
令和8年度から、介護事業者が業務の一部を切り出し、未経験者などの短時間就労を活用できるよう助成します。現場の負担軽減と福祉人材の確保に加え、介護の仕事に触れる機会を将来の就労につなげることも目的です。 事業者の実績報告から、スポットワークの利用状況、採用につながった人数、業務負担の軽減効果を把握します。ヒアリングでも現場の変化と課題を確認し、検証します。
河野俊弘議員
体験から就労へつながる流れを、しっかり検証してください。

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2026.3.12 提出@令和8年3月 予算特別委員会

終活支援と防災をつなげられますか

河野俊弘議員が「終活支援と防災をつなげられますか」について質問しました。

河野俊弘議員
身寄りのない高齢者へ、最期まで支える安心を制度として届ける必要があります。終活支援センターで受けた相談を、法律、介護、医療の専門家や継続的な見守りへ途切れなくつなぐ流れをどう作りますか。
生活福祉課長
相談受付から関係機関への引継ぎ、継続支援までの具体的な運用を整理しています。職員が総合相談で課題を整理し、情報を提供します。法的助言は弁護士、医療・介護・住まいの課題は専門職団体などへ確実に引き継ぎます。 頼れる身寄りがなく支援が必要な人は、要件を確認して高齢者終身サポート事業へつなぎ、職員が見守ります。必要なら成年後見制度への移行も支援し、相談から支援まで一貫する拠点を整えます。
河野俊弘議員
死後事務や預託金の管理では全国で問題が起きています。区の高齢者終身サポート事業は法的な危険をどう管理し、利用者の権利を守る仕組みをどう設計しますか。
生活福祉課長
公正証書遺言と死後事務委任契約を組み合わせます。火葬、納骨、死後の賃貸住宅対応などを生前に契約し、死後も必要な手続を行えるようにします。定期連絡と訪問で生活の変化を早く把握し、必要なら成年後見制度へ移って金銭管理の危険を防ぎます。 公正証書遺言がない人には遺言執行者を指定してもらい、相続と預託金精算を確実にします。既に遺言があっても、執行者がいないなど修正が必要なら書換えをお願いし、本人の意思が実行される体制を作ります。
河野俊弘議員
終活相談を利用する一人暮らしの高齢者や身寄りが少なく健康に不安がある人は、災害時に助けを求めにくい場合があります。本人の同意を前提に、終活で得た情報を個別避難計画などへ自然につなげられませんか。
生活福祉課長
令和8年7月に終活支援センターを開き、終活情報登録事業も具体化へ向けて検討しています。横須賀市の制度では、緊急連絡先、持病、葬儀契約、墓の場所などを登録し、救急搬送時や死後に警察、消防、医療機関、指定された人から照会があれば自治体が伝えます。 生命や財産に関わる秘密性の高い情報のため、照会なしに提供する自治体はあまりありません。区も、提供する範囲と照会者の本人確認方法を重要な課題として検討します。
河野俊弘議員
聞いているのは緊急時の情報照会だけでなく、平時から防災部門と連携し、支援の網を張る仕組みです。終活相談者には災害時要支援者名簿が必要な人もいるはずです。縦割りを越え、終活支援をきっかけに区から働きかけ、個別避難計画へつなぐ意思はありますか。
生活福祉課長
本人の意思に基づいて適切に対応できる制度となるよう、他自治体の例を参考にし、関係所管と連携して実効性のある設計を検討します。
河野俊弘議員
終活支援は区民の命を守る制度でもあり、防災と切り離せません。縦割りを越えた連携を強く求めます。

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